富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

二月廿三日(水)晩に知人送別会ありハッピーバレーの某日本料理屋。水曜日の競馬開催の晩にかなりの繁盛は大したもの。ハッピーバレー的なバブリーな客多し。会の参加者少なからず酒は「秋鹿」純米、新潟の「村松吟醸と青森の「桃川」大吟醸。余は食事の際は吟醸でも諄く苦手。天婦羅は見た目からりと揚げた江戸前だが天婦羅油がサラダ油のようで風味なし。衣が水っぽいせいもあろうがその油が馴染んでおらず不可。ミシュラン的に言えば「繁盛結構。少ない客にはよい対応見せるが店の広さに応じた多客となると板前はよいが厨房が対応しきれぬ経験不足。要改善。」といったところか。帰宅して『裏ミシュラン』読了。ミシュランの調査員の権威とそれに媚び諂ふ料理屋の右往左往ばかり。ひとつだけ「客というのは、おいしい料理を横柄な態度で出されるよりも、味は普通であっても感じよくもてなされる方を好むものだ。」という指摘納得。
▼先日セブ島で読んだ新聞の広告に公文式が“Build the nation with us”をキャッチコピーとしていたのが興味深かったが昨日だか蘋果日報に公文の似た広告あり、こちらは「在同一天空下、孩子有著不同的夢想」と同じ空の下でも子どもたちはみんな違う夢を見る。ふと気になって日本のサイトを見たら「今こそ、子どもたちのために「自分から学習」を」だそうな。なるほど。お国柄か。これだけ目標は違っても同じメソッドで、か。

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