富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

五月十三日(火)曇。黄昏にジムで鍛錬一時間。黄昏というより強烈なる陽射しがジムのなかに照りつけ肌を妬かんばかり。『信報』で劉健威氏、小津の映画を西湾河の香港電影資料館で見ての帰路に太古城の翡翠麺家に食し、かなり手厳しく書いていたが同感。なぜ30分、小一時間も並んであの程度の麺を食すのか理解できず。同じ隨筆にてGrand Hyatt Hotelの日本料理・鹿悦、店閉じていたと知る。高級志向すぎて殊に晩は客の入り厳しきものあり、劉氏も書いていたが土曜日昼の麺自助餐(日本麺食べ放題)はかなり奇抜な企画にてもう六年ほど前だろうか始まった頃評判となり一ヶ月先くらいの土曜日ぢゃないと予約とれぬほど。好評にて期間限定のはずがずっと続いた食べ放題企画。けして美味いといふほどの麺ではないがHK$140だかで食べ放題で稲庭うどん、せいろ、天婦羅蕎麥に鴨南蛮、でデザートまで。当時のGrand Hyatt、この鹿悦、それに深夜のデザートビュッフェなども評判で晩餐で飲んでからケーキ、アイスなど満腹でも更に食した頃が懐かしき。
▼香港の日本人学校ようやく新年度開校。それにしても宿敵(笑)朝日新聞の記事(こちら)「香港島北角(パッコック)の中学部では」って、バッコックって何処?、一瞬、バンコックがパッポンかと勘違い。北角など、一昨日香港に引っ越してきた日本人だって「バッコ」と原音に近い発音するだろうに。ちなみに北角、英語表記はNorth Pointで「PakKok」とは書かず。あまりに無理矢理なカタカナ化。