富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

三月廿四日(日)雨不穏。今年は香港trail50kmと搗合わずでMount Butler Race 14kmに出るつもりが昨晩深夜二時までDubai中継を見てしまったこともあるが天気は不穏にて落雨の上に風強くイマイチまだ今月始の疾病から体調も優れず(言い訳)昨日ジムにて過重にて筋痛みあり参加を断念。自分への罪滅ぼしにジムにて昨日と同じメニューこなす。高松宮記念は12トロットスターが人気だが10エアトゥーレ複勝エアトゥーレとアドマイヤコージンが同枠なんで枠連トロットスターとで5-6、馬連は10-12。ジムから戻りラジオ日本の競馬中継、現実は先行馬の小難還付がそのまま逃げ切って一着。トロットスターは五着(笑)情けない。フジヤマ館長からの競馬業界S氏情報によると今晩はドバイから帰路の日本人観戦ツアー客がトランジット利用して沙田に行くそうな。ドバイは日本馬全滅で香港は大雨で散々(笑)。沙田には行かず自宅にて昨日のおでんの残りなどつまみながらテレビ観戦。荒れるとは判っていてもそれじゃ荒れてどうなるのかなどわからないのが辛いところ。R1(新馬1400m芝)は荒れるのだからと予想もオッズも無視して調教の時計だけを信じたPowerful(王/Cahill)が先行してyieldingの重馬場でこのまま逃げ切るかと思ったら最後直線でしっかり沈んで現実には「もっと荒れて」×。Fortune Life(Hill/St-Martin)が26.3倍で一着。そういえば蘋果日報だかにC+3コースの今日は6枠が有利なんて書いてあったよ、Fortune Lifeが六枠ならR2(新馬1400m芝)も6枠でWinning Combo (呉/Whyte)か、でもWhyteは買わない、先行馬逃げ切りで一番人気のGood Win(Hayes/Dye)が堅いだろうと思ったら×、マジにWinning Combo一着 、ついでに雨の日はマジに強い鄭雨填(本当は填の字もサンズイなのだ)がShabu Shabu(笑)で二着。R3(�1400m芝)は本命Splendid Bo Bo(Size/Dye)がいつものSizeマジックで後方から第四コーナーで外枠から追い込んで来るはずが曲がりきれず(笑)あやうく観客席ゲートにぶつかりそうになり×、さすが雨でも風でも悪天候は強い簡厩舎のBlessings' Partner(今朝二時にはまだドバイにいたMosseが騎乗!、馬も騎手も酷使するね簡炳犀)が一着。R4(�1800m芝)マジにここまで一番人気が三着にも入らないのだ、一番人気はSpeedy Dragon(簡炳犀/Mosse)で重馬場に強い馬だし買うべき、いや一番人気でしかも簡/Mosseで二連勝はちょっと、外してMedic Hero(D Cruz/Coetzee)は自信ありだがこれも×……簡炳犀/Mosseの二連勝とは勝ちを逃す。昨晩のドバイの3レースから高松宮杯から通算8レース、単複で買っている馬が一頭も複勝にも絡まない。かなりマズい。R5(�1200m泥)一番人気はProfit Day(呉)だがWhyteだから外して(正解)Woods騎乗が心細いがTabbris(Hayes)でどうにか三着に入り八連敗からは片足だけ脱出○。鄭雨填のGood Time For All(黄)が15.2倍で一着。マジにジンクス通り。R6(�1400m泥)一番人気Touch of Class(苗)は本来は苗/Doleuzeで本命なのだがDoleuze離港した今Coetzeeでは明らかに不調であるが手だてなし、やっぱり×、また鄭雨填が大地友愛(D Cruz)なんかで一着になってしまい唖然。負けが込んでR7(�1800m芝)はこれは我らが獅子花Darwin(Size/Dye)心配なのは12月26日から1-2-1-2-1-1と勝ちすぎなこと程度で余裕の一着◎、すごい馬だ、なぜまだClass-2にいるのかが不思議、ダービーmissed馬。R8(�1000m芝)はBacchus(呂)を勝たせたいし一番人気、ただ問題は鬼門のWhyteなのである、Energy Vitalityがデビューから二戦1000mを二着、一着ときており調教の時計もいいしなぜ10倍なのか不思議だがBacchusで勝負。一週間ほど前にいつも罵詈雑言だが某朝日新聞に投書したらそれを掲載すると連絡ありそれの応対、いざレースに戻ったらEnergy Vitalityが5.8倍まで落ちてゲートイン、あっこれはやられた、と思ったら案の定、やっぱりWhyteで×。R9(�1600m芝)本命はDanriva(Size/Dye)、二番人気は華東之寶(A Cruz/Coetzee)でCoetzee不信でも調教の時計信じて華東之寶×、Danrivaは二着に入ったが一着が227.3倍でCellini(卓/薜順強)入ってしまい万馬券、馬主のあの喜びを通り越した恍惚の表情はいったいいくら単勝を買ったのか。かなり負けが込んだまま最終R10(�1200m芝)一番人気のWishmaster(岳)などWhyteでは買えるわけもなくSaintly Partners(Size/Dye)が12倍、しかもDyeは一番人気を2つ落としてかなり燃えているはず。これが入れば、である、今日の負けをチャラにできもする。ただ気になるのは実は本命であるべきはSmart Winner(D Cruz)にてDoleuzeなき今Marwingが騎乗しているのが今季終盤かなり期待できる調教/騎手組合わせで要注意。それにDashing Winnerで目が覚めてしまった「もっとも持ち馬の少ない」調教師・伍さんはこのまえ四連勝しており薜君が騎乗して112磅のVictory Warriorも無視できない。Saintly Partnersはこれは単勝単勝で、それにこれを軸に「来たら儲けもの」でVictory Warriorと堅い狙いでSmart Winnerに流したが、さっきまで11倍だったSaintly Partnersは5.5倍でSmart Winnerを抜いて二番人気、これじゃ目論み外れたが最後直線でまずVictory Warriorが薜君の懸命な鞭で飛び出しSaintly PartnersがいつものSize/Dyeで外から差しに来てその間をかなり後方Smart Winnerがとんでもない追上げ、三頭が完全に群れから飛びだして結局はSaintly Partnersが首差で一着。いやー馬券も取ったが最悪の馬場ですごいいいレースを見せていただきました。結果Saintly Partnersの単複◎、Saintly PartnersとVictory WarriorのQも◎。これでTrioやTierceを買えない自分。負けを回収できただけでも御の字か。▼それにしてもDubaiは日本馬が活躍どころかレースにも着いてゆけぬ酸敗をきす。2001年のDubaiと香港での活躍にて日本の競馬はまるで80年代の日本の経済と政治のように「世界の日本」を勝手に自覚してしまっていたが現実の厳しさを思い知っただろうか。それにしてもChina Visit、Ekraar、アグネスデジタルと買った馬は三着にも入らぬ結果。▼財務司・梁錦松(50)が中国女子飛込みでシドニー金牌の沈明霞(23)と婚約というニュース、朝日新聞は政治欄にて梁の顔写真入りにて報道。これに政治性でもあるのか。香港政府高官が27歳年下の中国のスポーツアイドルと結婚することで北京政府との癒着か(笑)。ステビアの「政治問題」のことも伝えずにいて、こんな報道をするとは朝日の見識を疑わざるを得ず。