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一月二十五日（金）小雨。ランニングクラブ月例会あり銅鑼湾の某日本料理屋、かつてはかなり繁盛した店にて味も定評であったがバブル終焉と不況で経営を崩し一年ほど前に訪れた折には炉端焼きと銘打ちコスト削減の珍案か焼き手不在にて銘々卓のコンロにて食材を焼くといふ寂しき様にて今では経営もかわりnouveauel japonaisの新機軸にて日本料理屋数余多ある銅鑼湾にて起死回生を図るが閑散とす。＜温泉の素＞談義となり「登別の湯」だの「箱根の湯」だの日本各地の名湯の名を頂いた＜温泉の素＞あるのだから「雄琴の湯」「吉原の湯」も商品開発し、お湯にいれると泡がたちソープ風のお風呂となり、ついでに数ミリサイズのフリーズドライされたダッチワイフがお湯でふやけて現れるのは如何と笑話。Ｉ氏風邪にて養生のところＡ君からの電話にてパジャマにコートなるオシャマな姿で銅鑼湾に現れる健闘ぶり発揮。終わって南華會の露天にて麦酒。▼仏蘭西の実践的社会学者ピエール=ブルヂュー氏癌により逝去71歳。科学を芸術の域にて体言できた、中道左派を代表する碩学にてグローバリズムに警告を発す。▼おでん好きＺ嬢が太古城のJusco（吉之島）にて竹輪麩を探すが見つからず丁度居合せた日本人社員に竹輪麩の在り処尋ねれば「竹輪麩は関西系の店ではおいてない」と。関西にて竹輪麩を食わぬはいいが全国展開したスーパーにてしかも香港にて手前どもは関西でございましてと言われてもねぇ。先般急逝されしCitysuper創業のＩ氏であれば「ウチに来れば日本中のおでんの具が揃う店にしたい」と考えたか、と懐ふ。