富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

八月二十二日(水)快晴。台風が日本を直撃する最中日本に戻るY君T君と晝に金鐘は海都海鮮酒家にて飲茶、及第。歯科治療に懲り懲り独逸ブラウン社の電気歯磨贖う。日本にて使用の携帯電話一旦使用中止に電話機本体がないと不可との事にて携帯日本に送り返す。ジョッキークラブ本部にて9月よりの新季メンバー席通年バッチを受領す。South China Morning Post紙投書欄に中環のMなる日本人が「小泉君靖国参拝右翼団体支持に非ず」と投書あり、要旨は小泉君が参拝は戦没者慰霊が目的にて軍国主義復活ではなく、小泉君の先の戦争についての談話を咀嚼することが大切であり、その談話を報道せず批判的な部分のみ報道する海外マスコミに問題もある」という。M氏の言う靖国参拝軍国主義という判断の野暮な点、小泉談話の真意については理解できる点あれど、この投書の導入に「A級戦犯14名が靖国に祀られており、それは別に祀られるべきでも、靖国は原爆や沖縄戦で亡くなった者を含む二百五十万人の霊が祀られている symbolic resting place である」との一文。これについて靖国が其所其処らの神社とは異なり国家が神道を用いて国家戦争にて亡くなった者を無理矢理祀る施設にてキリスト者朝鮮人、台湾人など自らの意思に係わらず強制的に合祀されている者がいる点を鑑みれば、単直に「二百五十万人の霊が祀られている symbolic resting place 」と言ってしまうには無理があると思う。