富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

五月十三日(日)快晴。某パーティにてZ嬢と大嶼山は鳳凰山(934m)、標高300mの東涌凹からの登り、70分で山頂、昴坪に下りるも30分と案内板より倍速でかなり速いパーティ、寶蓮山(大仏)から早朝沙田にて今季最後のロードレース出場のI氏、H君合流し寶林山を経て羅漢寺、素食、白面でいけば日頃の不摂生と悪行も多少は浄化できるものを羅漢寺では酒がない、と寶蓮寺近くの茶屋にてすでに麦酒を飲み不浄の身、羅漢寺の素食はすこぶる美味、梅窩に出て飲み直し船旅で中環へと戻るI君らと別れ帰宅。夕食までに速攻で『週刊香港』連載の原稿、マクラホース総督と市政局の関連。夕食はかけうどん、かなりベジタリアンな一日。O君が見つけた『読売オンライン新聞』に「米中ハッカーが攻防戦を繰り広げる」の見出しにて「中国紙『法制日報』は十三日、米中軍用機接触事件が発生した四月一日から、中国のメーデー連休最終日の今月七日まで、米中ハッカーが大 規模な攻防戦を繰り広げたと報じ」「ハッカー行為は中国でも違法だが、同紙は中国の行動を『自衛的反撃』だったと正当化している」と。『法制日報』なら中国の法のどれに該当してこの行為が「自衛的反撃」なのか論拠を示してもらいたいところだが、悪びれて考えれば『法制日報』こそこういった恣意的な合法判断をデイリーで伝えることが使命か(笑)。それにしても「今月四日夜には、チャットルームを通じて下された紅客連盟の指示を受け、約八万人のネットユーザーが米ホワイトハウスのサイトに“一斉上陸”、同サイトを約六時間にわたってマヒさせた」とはまさに毛沢東的兵法と感心す。
外務大臣が徹底的に外務省がどれだけヘンかを記者会見する内容を外務大臣の公式コメントして掲載する外務省の公式サイト、かなりシュールで可笑しい。これを打ち込んでいる職員と会ってみたい。日本は言論の自由が保障された国家であると痛感。国務省官僚の悪口をいう国務長官合州国では考えられまいが、国務省のほうがマシなのか……。某国ならこんな外務大臣一時間後には病気療養のためと更迭される。