富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

5月3日(木)曇。憲法記念日なり。単なるタカ派改憲改憲と喚き散らせば右翼の鈴木一男先生すら溜息、扶桑社の歴史教科書もその類だが、単なるタカ派ではなくきちんと政治理念あり「改憲すべき点は改憲」「靖国は断固として参拝する」と明言、その上でだからといって韓国なり中国ときちんと政治の卓につくべき処はつける、相手方も単に保守反動として対立姿勢を見せるだけでは損と実務レベルでは応じざるを得ない、といったような雰囲気にて(まだ雰囲気であって実像ではなし)首相小泉君、都知事石原君も近しきものなれど「敵国」たる支那・朝鮮には足も踏み入れられぬほどの老痴呆と比べれば見込みありか、小泉君にそこまで期待するのも不明朗だが、どうせ改憲靖国は断固主張するのなら、それと同時に東アジアの政経安全保障、共同での歴史編纂まで着手すべし。たんに唯我独尊の改憲靖国では隣人は誰も受け入れられまひ。ふと近所の伊太利人営むピザ屋にてピザ注文せし折頒けられたるLissaなる伊太利の鉱水をグラスに注ぎDalmoreの12年を割ってみるとキのDalmoreより更に芳しく眠りしモルトが蘇生した感あり。