富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

四月七日(土)雨。Grand Nationalである、英国の7200mの大障害レースであって、40頭の馬が出場する、中山の大障害なんて比べ物にならない過酷なレース、というわけで(もないのだが)、年に二度週末に快活谷で、ランニング関係の連中で快活谷のStable StandにてBuffet、衣笠氏は生まれて初めての競馬でいきなり単勝はHK$100だし、白酒君は軸馬1頭の総流しでしかもHK$50でかけてるから14頭だてだとHK$50賭ける13でHK$650ずつだし、週刊香港K氏は地味に独り三重彩Tieceなんか購入していて固いレースだったけどHK$600くらい当ててるし、ほんとみんなわかってるのかわかってないのか(当然、わかってない)、私は相変わらずの一点買いでHK$10、それでも単勝複勝を足して連複にワイドも足してレース毎HK$40を投入した結果、やっぱり回収率はあがりHK$200ほどの儲けとなるが、なぜあそこまでじっくり時間をかけて研究し、それしか投資しないのかは他人には理解できぬこと(自分でも理解できない)、それでも今晩は地場での八レース中四レースでなんだかんだ当てているし、しかもGrand Nationalである、英国がAintree競馬場は昨年の五月の英国のような晴れ晴れした天気とは打って変わって大雨、これは荒れると私の選んだ24番のEdmondが英国でも一番人気、さすが英国紳士は私と一緒かと、レース始まれば1番と24番がレースを引張り、この天候ではこのままかと思えば騎手落馬にて斜行した馬が障害の前に立ちふさがり8頭だかの馬がそれで毀れたり波乱続き3600mの1週目が終わった頃には8頭ほどしか残っておらずEmonondも脱落、1番の落馬ともうレースを捨て気分になったら10番の騎手はGuestのRed Marauderなる馬が27番とたった2頭の競り合いとなり、ふと馬券を見ればEdmondは枠は10で10番と一緒、すわ10番頑張れと応援すれば最後の直線前の障害ですでに1番を引き離し独走、見事ゴール、動物愛護の観点から赦されない競馬ながらやはりGrand Nationalである。