富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2月11日(日)薄曇。西貢區体育会と政府康樂及文化事務署の主催にて西貢は萬宜ダム湖(Mclehose Trail stage-1)にて長距離大会ありたかだか地方競馬とタカをくくって10kmの年齢別にせず15.5kmの挑戦組にて応募、いざ参上すればいつもの長距離大会の常連は皆年齢別にて挑戦組は僅か40数名、それも歴戦の勇士ばかりで怖じ気ずくが出走、7km余の片道に140mと100mの小山あり難儀、それでも20番目ほどにて1:23にてゴール。我ながら上り坂での馬力と後半のペース維持に感心す。Z嬢ゴールに来、昼前よりダム湖沿いをStage-1のうち南風湾は元五墳まで進み北潭涌の上窰まで大頭洲島を眺めながら曝罟湾を巡り木の葉踏み進み、かつて黄氏なる客家の一族の邸を保存せし上窰民族文物館を参観、計10kmほど、北潭涌に出て、バス乗り継ぎ帰宅。一昨日のS君とO嬢の夫妻をMandarin Oriental Hotelで迎える。このホテルのロビーにて寛ぐ日本人のオヤジ、見た目が見苦しいのは容してもお願いだからロビーで靴を脱ぎソファで寛ぐな、ここは君の家じゃない、こいつを含むオヤジご一行様、一団で煙草吸いガハハ笑い、近くに坐りし婦人がオヤジ達を避けソファを移動したが、それすら気がつかぬデリカシーの無さ、だから君たちは嫌われる、世界の孤児よ、それにしてもそういう人たちが昭和30年代生まれ、小学低学年で東京オリンピック現代っ子だと思うと、悲しきもの。S君&O嬢夫妻、それにH君とM嬢夫妻を招きZ嬢と北角の雪園飯店、豆腐皮(湯葉)、白鶏老酒漬、海折頭(クラゲの頭)を前菜に、勿論この晩餐の主は名物馳名の魚翅であって(当然のことながら出汁になった雲南ハムと鶏はお持ち帰り)、豆苗と筍、酢豚、小籠包までいただくが鍋貼餃子、菜肉餃子まで追加し、やはり酢豚などそのへんの茶餐廰のメニューであって一流の店で食すものではないと思いつつ余りにこの店の酢豚は秀逸にて再度、何をどれだけ食しても飽きず油の良さは天下一品、接待は見事温情、完璧。