富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

11月24日(金)一日に打ってる文字量、メールからICQまでぜんぶトータルして並べたらいったいどれくらいの量になるのだろう、とふと思った。よく作家が日に原稿用紙何十枚!と威張るけど、もちろん内容を吟味してるのとジャンキーな私とでは比べられないが、それにしても量的にはきっと凄いはず。モバイル君にそれをICQしたら50Kぐらい?2万五千字?と推測。原稿用紙62枚、そんなものだろう。1文字1円だったら、月収75万円と彼は試算。今朝届いたジャンクメール、Japan sent 50,000,000 cases of Viagra to the USA. They heard that the entire country couldn't hold an election. 銅鑼湾の花屋がたった20sqf(2平米)で月HK$40,000。それでも場所が景隆街と聞くとけして一等地でもない場所がこの高値かと訝しい。昨年の開店当初スタンレー・ホー君ほどの金持ちが茶餐廰で食事と話題になった尖沙咀澳門茶餐廰、それをマスコミが採り上げ一躍話題となり今では三軒にまで拡張したが、この店、ホー君の三番目の奥さんが経営者だそうで、つまりは身内の宣伝だった。恐るべしamazon.com……半年ほど前に偶然紀伊国屋ヱブで見つけた白夜書房のマイナーな推理小説、すでに絶版で在庫もなく古本市場でも探したが見つからず、そうなるとどうしても読みたいわけでamazon.comで検索してどうにか原本のペーパーバックを見つけたがこれも絶版。amazon.comの古本サーチに残すこと3ヶ月、もう忘れていたがメールが届き見つけた、と。前回頼んだ推理小説はどこかの会社が社員福利用に図書館に置いていたのが売り払われたようでスタンプが押してあった。香港テレコムのnetvigator、在港のインターネットでは大手だが、利用者多すぎ夜は応答しなかったり途中で遮断されたり……KDDより専用線の広告があり数千ドルで、モバイル君にいわれてnevigatorのそれをみたら月HK$198からでISDNが敷けて、それなら56KでHK$138の現状よりずっといいと早速オンライン申請したのはいいが、申請完了したら「二週間以内にこちらから……」だって。申請の即時性とのギャップに唖然。游泳池。灣仔の卯佐木にて加賀鳶氏……といってもこの店では辛丹波、Z嬢。加賀鳶氏のダンディズムとウィットでついつい冷の加賀鳶をくいくいと空けて三人で一升。加賀鳶氏の朱色のセニーヌのネクタイを褒めたら、さっとネクタイを外し「褒めてくれたから」と譲られる。不覚にも酔うより睡魔に魘われ子の刻に退散。Lockhart道の対面でわたしらを見送る氏はサマになっていた。