富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

三月三〇日(木)晴。サリンジャーの『ライ麦畑』を今度は日本語に て読み始める。この年になってなにが『ライ麦』かとも思うが、サリンジャーの評論をしている竹内康浩(一橋大)の言う通りこれは十七歳のホールデンの物語 じゃなくて三十代のサリンジャーが「書いた」物語だから三十代の読者でいいのかもしれない。昨日、衛星放送の発見に続きケーブルテレビも手続き。夜十一時 に電話するとすぐにセールスマンが来て驚愕。