富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2013-02-02から1日間の記事一覧

霾(つちふる)と春は黄砂を厭ひても

農暦十二月廿二日。「霾」=和訓で「つちふる(土降る)」は詠み手の食指をそそる語として俳諧で今も時々用いると畏友、村上湛君が教へてくれる。「風に吹き上げられた土や砂が降る」で黄砂など。これが日本にも飛んで来て、の春の季語。なるほど。 霾(つち…