六月廿九日(火)酷暑。早晩に、晩といふのも烏滸がましき丁度「吉田健一が銀座の蕎麦よし田に来るころ」に北角の寿司加藤。或る仕事片づき独り自らを慰労。店の開くか開かぬかの仕込みもまだ終わらぬ頃にお邪魔して恵比須麦酒小瓶一本で喉を潤し酒は峰の白…
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