癸卯年十二月十二日。気温6.4/13.5度。晴。両国国技館。家人と初場所九日目を観戦。午前10時すぎに館内に入ると、まだ序二段の前半。名島（67枚目）と山藤（25枚目）いずれも白星で3勝2敗と4勝1敗。
三段目で86枚目の千代太陽も痩身ながら4勝1敗と好調。そして本日は丹治（三段目筆頭）と兄の大賀（幕下39枚目）いずれも出番あり丹治は4勝0敗同士の一戦で209kgの巨漢での安芸乃山を寄り切り破り5勝で三段目優勝も視野に。大賀も3勝目を上げる（2敗）。本日は贔屓の力士が出場の上に白星続きで見てゐて嬉しいかぎり。そして幕下の本日好取組みが琴手計（8枚目）と伯櫻鵬の、これはもう幕内レベルの一番。後者「令和の怪物」は左肩手術で2場所全休で前頭9枚目からの降格。いずれも3勝1敗同士。組んだら伯櫻鵬優勢で琴手計は立ち会ひから一気に相手を土俵際まで追ひ込む速攻に出たが伯櫻鵬に捕まり下手投げにやられる。残念。琴手計悔しさう。どうにかあと2つ白星で来場所の十両昇格を願ひたい。
横綱照ノ富士一昨日正代に敗れ二敗で休場か？と思つたが気力で今日も土俵入り。形相が元々厳しい横綱だが気迫がもはや鬼のやう。これで良い。昨日玉鷲に敗れ1敗となつた朝乃山が昨日の怪我で本日から休場。1敗に琴乃若（関脇）と前頭下位の大の里と本日は朝乃山に不戦勝となつた阿武咲が並ぶ。横綱と大関の霧島、豊昇龍が2敗でそれを追ふ形で今場所後半が面白さう。3敗は大栄翔（関脇）と若元春、玉鷲、王鵬と琴勝峰。琴乃若優勝で大関昇進、琴櫻襲名に期待。
大相撲のあとは両国駅近くの餃子会館磐梯山へ。かなり急いできたのでアタシらが口開けの客となつたがすぐに満席。シンプルに餃子だけ4皿（20個）で1皿追加。他のあれこれ食べないほうが餃子が美味い。餃子のにほひが鼻にとても刺激的で嗅覚戻つた喜びに咽ぶ。
