富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

陰暦二月初五

陰暦二月初五。気温摂氏1.3/12.2度。快晴。明日先考命日。母と家人と本日、菩提寺へ。境内の梅が見ごろ。


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お寺から偕楽園が近いので訪れてみると平日なので混雑といふこともなく常磐神社(偕楽園東門)の駐車場もまだ待ちナシ。ちなみに旧国道6号から偕楽園に入る、路地の多い住宅地のなかに延びる200mほどのこの不自然に直線の道路は昭和天皇東宮時代の行敬で自動車通行をよくするために人家、墓地を割いて敷設。常磐神社の能舞台では何某流の庖刀式?開かれてゐて桜鱒と真鯉だかを捌き奉奠。境内では日光猿軍団の猿回しでおサルが愛嬌振舞いてゐた。観梅で偕楽園に来たらフツーは園内に入るのだが通常は茨城県民は無料の本園も梅まつり期間中は優良(300円)で入ればよいのだけれど入場券買つてが面倒でお昼の時間も近いし東門から中を少し覗いただけ。自動車の車窓から偕楽園外苑の梅を眺めて県庁に近い〈そば利〉で蛤のお蕎麦を啜る。


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一旦帰宅してから家人と散歩して弘道館公園へ。こちらも梅まつりだが偕楽園に比べても観梅のお人などおらず。風が止むと梅の香がまことに風流。弘道館公園は中学のときの通学路だつたが当時は梅林でいちいち梅の開花など意識もせず。十代のあの当時は三木のり平の真似で♪梅は咲いたかぁ桜はまだかいな♪なんて唄ひながらも実際の梅や桜よりももつと面白いことがやまのやうにあつたのだらう。公園のなかに水戸の香取神社あるのだが、そこだけ自動車乗り入れできるのは何うにかならぬものかしら。陋宅に戻ると隣の駐車場傍らの里桜が、もう満開。

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2週間ほど前に台所に据ゑたカーネーションが草臥れてきたけれど水上げして短く活け直してあげれば、まだしばらくは目を楽しませてくれる。

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