富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2018-06-13

農暦四月晦日。雨。早晩に日本人倶楽部食堂「さくら」。20年も仕事で関はつたご夫婦仕事終ひで知己の面々で会食。末席汚す。ご主人が酒飲みでAberfeldy18年もの持参され飲み始めたら、やけに量があると思つたら1ℓ瓶。飲み干し。帰宅するつもりがふと最近は陋宅でマイブームのBloody Maryをバーで飲みたくなりバーに向かふ。途中、小用もよほし公厠に入つたのはいゝが酔ひがまはつたか長傘置き忘れ暫く歩いてそれに気付きCox Londonの傘では誰かに持つていかれたか、と慌てゝ公厠に還ると厠の入り口にアタシの傘を持ち立つてゐる青年をり「はい、忘れ物」と渡される。なんてありがたい。バーMでBloody Mary一杯だけ飲み帰宅。
朝鮮中央放送で国内向けに流れた新加坡会談でのビデオには驚いた。冒頭の曲が米帝の「赤い河の谷間」で途中で流れたのは「シヴァの女王」である。
▼(毎日新聞)安倍首相と拉致の解決=与良正男こちら
そもそも首相はしばらく前は「圧力をかけ続ければ早晩北朝鮮の体制は崩壊する」と言い続けていた。今度も最大限の圧力をかけて北朝鮮が完全に白旗を揚げてくる筋書きを想定していたはずだ。
ところがトランプ氏が予想以上に米朝協議に前のめりになり、軌道修正を余儀なくされて、あわてて「私も金正恩(キムジョンウン)氏と会談」と言い出しているのではなかろうか。
いや、今回はそれを批判したいわけではないのだ。「北朝鮮はけしからん」と言うだけで何もしないのが最悪である。経緯はともかくこの好機を生かすべきだと思う。この問題には首相の進退がかかっている。