富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

グラスの中にミニバスがいてもいいぢゃないか Baccarat

fookpaktsuen2015-06-03

農暦四月十七日。快晴。ぢりぢりと肌を灼る日ざし。いつも飲む鉄観音の茶葉切れさうなので上環文咸東街の嶤陽茶行に。向かひの林奇苑覗くと昨日(ほんとかいな)龍井の新茶入荷といふので贖ふ。上環に来たついでに公啟行(59 Bonham Strand East)に寄り啤酒飲むのに小ぶりのグラスも入手。啤酒を真剣に飲むなら350mlがきちんと注げる背の高いタンブラーもいゝのだが日本で昔からのキリンビールとかの景品のような(こんな)小ぶりのグラスでくーっと飲むのもいゝわけで、このサイズのグラス、バーSのマスターM氏に教へて貰つた、この問屋も兼ねるグラスヱア専門店だと1つHK$8也。蘋果電脳の蘋果再生計画(こちら)といふのに2008年の初代MacBook Air 13吋と2011年のMacBook Pro 15吋の2台を放出することにして今日の午後、クーリエ業者が受け取りに来た。自分の記録では後者の方が長く使つた気がしたが逆。MacBook Airはアタシのこの日乗の記述で酷使されキーが摩耗したほど。徠卡の写真機なら何十年経つてメッキが落ちても使へるが電脳はさういふわけにはいかないからお別れがある。
▼いつもデジタル版で眺めるだけになつてゐる信報だが今日は珍しく「紙」購入。林行止専欄で彼の戦争論「和戰一念間」三日連載の中日の分を読む(こちら)。圧巻。戦争がないがいゝに決まつてゐる(理想的には)だが(経済哲学者としての立場からすれば)

戰爭對殯儀業的影響是中性的,但和一般人認定戰爭萬惡、「有破壞無建設」的「傳統智慧」不同,歷史演進過程顯示,「長期而言」,戰爭令人類更安全和更富裕。世人均知戰爭是地獄,但長期沒有戰爭,後果可能比地獄更差!

と言ふ。「戦争は平和である」といふジョージ=オーウェル的世界の禅問答のやうだが戦争が長期的にないことによつて世の中が「御破算で願いましては」でリセットできず様々な問題が鬱積する現実。

說來不由你不信,戰爭(當然不是無了期的廝殺)其實是歷史進步的推手!為了籌備或防範戰爭,在上古時期,人類不得不把社會組織起來,而人們聚居以策安全,是建成大城市的原型。考古和人類學家均指出,石器時期大量人口群居,並不常見甚且不可見,當年形成的「部(村)落」,人數都非常有限,「部落」與「部落」之間因採集糧食或狩獵肉食引起的衝突,憑武力解決多於「談判」,而武鬥通常以整個「部落」被殺光或被擄為奴告終!學者估計石器時代的人口,百分之十至二十死於非我族類(other humans)之手。二十世紀的數場殺得昏天鄢地的戰爭,以至因戰爭而帶來的疾病和饑荒,死亡人數估計在一億至二億之間,然而,一九四五年世上有人口二十五億以上,而二十世紀大約養活過一百億人,相比這百年內因直接間接因戰爭而丟掉性命的一、二億人,比例僅在百分之一至二之間。比較之下,古代戰死、被屠(謀)殺的人口比例,十倍於現代。

……と確かに書かれてゐることに前説から考へさせられる点あり。先日と某商社のと或る方が「そろ/\戦争があってもいいんだな」と仰り突っ込めもせず聞いてゐて「商社の感覚では?」と思つたが、そんなちんけな発想でないなずなのは御仁の理知的なところゆゑ。
▼民主主義とは何か?に「意見が通らなかった少数派が、それでも「ありがとう」ということのできるシステム」と高橋源一郎