富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

警綃哆啦A梦蒙蔽我们的双眼

fookpaktsuen2014-09-27

農暦九月初四。快晴の土曜日、外でお仕事あり冷えピタ入手して首の後ろに貼つてみるが効能あり。早晩から或る打上げあり大坑の浜焼大将。北角での二次会でいつも通るが入つたことないバーPに往きダーツするといはれ三十年ぶりくらゐでダーツするが幸ひに2ゲームとも勝ちチームに属し飲み代たゞ。三次会の卡拉OKに往く方々と別れ二更のうちに帰宅。
▼中国での哆啦A梦=ドラえもんブーム。成都でも大規模な哆啦A梦イベント開催されたが官方マスコミ神経尖らせ九月廿四日に成都晩報が“别让哆啦A梦稀释我们的痛点”と題して子どもの頃にテレビで見た日本のアニメなど懐かしい記憶だが

我们这样愉快地记着,以至于在记忆扑面而来时,完全冲淡我们另一个惨痛的、鄢色的记忆――这场充满怀旧和时尚气息的展览开幕前一天正是8月15日,而69年前的8月15日,日本宣布无条件投降,漫长而血腥的第二次世界大战,至此画上句点。这也成为一个国家一个民族历史记忆的痛点。

と戦争責任問題引き合ひに出して「在这个时候,这场展览和我们对这场展览的态度,也不再是一个泛文化的议题,而是对于我们记忆的痛点,你选择忘却?还是铭记?这个议题亦有不同的解答,每个解答也有着不同文化背景和人性思考深浅所影响的不同向度。」と日本のアニメイベントに公共の場所が利用されることに難癖つけた上で文化侵略の背景にある政治的背景を読み取ることを主張する(こちら)。廿五日の成都日報も“警綃哆啦A梦蒙蔽我们的双眼 ”(こちら)と続けて哆啦A梦の背後にある政治的意図を「在“蓝胖子”不遗余力培养“更多的日本友人”时,日本一直有着我们同样不能忽视的另一面。日本安倍政府上台以来,无视包括中国在内的亚洲国家要求日本反省历史的正当要求,一再极力掩盖、漂白侵略历史,引发国际紧张局势」と指摘する(嗤)。昨日の人民日報もこれを転載(こちら)。中共的には日本憎けりゃドラえもんまで憎い、だらうが背後にあるのは戦争責任でもドラえもんの背後にある政治的意図でもなく、単に人民がなぜ日本のアニメなど喜ぶのか=中共にもいゝものがある、といふ単純な嫉妬だらう。それに「ドラえもんのうた」など
  こんなこといいな できたらいいな
  あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど
  みんなみんなみんな かなえてくれる
  ふしぎなポッケで かなえてくれる
中共的には国家顛覆意図する危険思想である。これを中訳せば
  这件事真好啊 能够做到的话就好啦
  那样的梦想 这样的梦想 我还有好多哪
  大家大家大家 让我实现吧
  用那神奇的口袋 让我实现吧
となるはずだが(こちら)それが中共では
  如果我有仙女棒 变大变小变漂亮
  还要变个都是漫画巧克力和玩具的家
  如果我有机器猫 我要叫他小叮当
  竹蜻蜓和时光隧道能去任何的地方
と具体的にドラえもんの有するいろ/\な道具あれば何か夢が実現する→そんなものは実際にはないので空想は空想といふ空想社会主義批判となつてゐることがわかるわけか。