富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

佐敦炮台街

fookpaktsuen2014-06-17

農暦五月二十日。早晩に佐敦。香港の市街、繁華街がどんどん変化していくなか佐敦から油麻地は昔からあまり様相も雰囲気も変はらないから、とても落ち着く。佐敦界隈でアタシの一番のお気に入りは彌敦道から飲食店多い呉松街、観光客多き廟街、香港の合羽橋たる上海街、路上市場の新填地街を抜けた先の炮台街。なんの変哲もない一番地味な通りだが地味なのがいゝ。突然へんな骨董品屋(写真左)や珍しい酒の並ぶ食品店などあり。漫ろ歩いてから呉松街に戻り曼谷Y氏改メ岸和田Y氏、Z嬢と待合せ修哥魚鍋烤魚店に飰す。四川料理で川魚を麻辣で見事に味付け。これがこの店の評判で客足絶えず。食事中に急な案件入り中座して電話モード。食後に官邸に戻り情報収集、善後策対応で三更に至る。
▼話は昔のことになるが土曜朝の日本対象牙海岸の蹴球戦。港区のアフリカ料理店で観戦の会社員男性(35)曰く「ドログバ選手が入って雰囲気が変わった。自分も仕事で「あいつが入って変わった」と言われるように明日から頑張ろう」ってほんとスポーツから何かを学ぶのが日本人は好き。渋谷駅前で試合終了直後から若者集まりだし負けたのにハイタッチと「ニッポン」コール一時間に渡り続いたといふ。二重橋の前に跪き泣くのもなんだが負けても爽やかさといふのもなんとも。