富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2012-11-17

農暦十月初四。昼すぎ少しだけ走ってジムへ。夕方、Z嬢と大圍。Y夫妻と待ち合せ大圍市街をブラタモリ。沙田官立小学からSpeak Easyでハッピーアワーして文字通り「大圍」の旧城壁邨を抜け張記国際洋酒で葡萄酒仕入れ。本店に行ったら珍しく日本人客、若者三名が店でロマネコンティがだうしたの、かうしたの、と蘊蓄語りながら葡萄酒の試飲中。張記の三男によると常客ではない由。Cloudy BayのTe Koko 09年、Châteauneuf-du-PapeのCh. Fortia Cuvée du Baron 06年、西班牙のAaltoの08年の三本持参して楓林小館に飰す。やはり、だが美味。まだ九時過ぎだったのでMTRで中環まで出てFCCのバー。Beaujolais nouveauあり〼、と宣伝してゐたので、それなら飲んでみませうか、と一本いたゞく。三晩よく飲むものだ、と我ながら呆れる。
▼話は旧聞に属すが週刊文春の読売ナベツネ側近日記使った報道に読売新聞が八日夕刊で抗議記事。それには「この人物(日記文書を週刊文春に提供した人物)は以前から、メディアに与えられた特権的地位を乱用し、読売新聞という巨大メディアを私物化する渡辺氏に疑問を抱いていた」と書かれてゐるのだが、その情報提供してゐる人物をば非難してゐるやうで、この読売のコメント、ナベツネが「読売新聞という巨大メディアを私物化する」と断定してはゐないか(笑)。本来であれば「私物化しているとして渡辺氏に疑問を抱いていた」だらうに。やっぱりみんなナベツネが読売を私物化してゐる、と思っている証左か。