香港国際ジョッキーチャンピョンシップ

fookpaktsuen2010-12-08

十二月八日（水）晴。朝の気温摂氏14度。冬。久が原T君より昨日、来春の芝居につき郵電あり。文化村コクーンの二月は三島さんの佐渡侯爵と吾友ヒットラーの両芝居の由。松竹のHPばかり見てゐて他に気づかず。東山、生田某のジャニーズ芝居ながら蜷川先生演出で若手相手に平幹は第二の森光か。T君がこの配役はベタながら現行でこれ以上なら菊之助のルネ、玉三郎のモントルイユ、亀治郎のサン＝フォン、七之助のアンヌ、英太郎のシミアーヌ、梅枝のシャルロットでござんせう、と。確かに。だが更に欲をいへば歌右衛門のルネ、先代勘三郎のモントルイユ、ベルちゃん（五十鈴）のサン＝フォン、先代八重子のアンヌ、杉村先生のシミアーヌに京塚昌子のシャルロットか、と。思わず舞台が目に浮かぶ冥土劇。で二月のこの佐渡侯爵は先月末にすでに切符発売で即日爆満、今日が予約発売開始十日目で若干の未引き取りのお席が出る加茂といはれ電話してみたが朝の数分で電話つながらず数分後には「もう一枚もござゐません」であつた。昼にかけ湾仔の公立病院。いつもの高血圧の薬をいたヾくためだが二週間前の血糖値の検査（経口ブドウ糖負荷試験）の結果が出てゐるので被告人の気分。血糖値は糖尿病には至つてゐないが成人の正常値は超えてゐるので食生活は炭水化物と塩分、油を控へ運動して体重を落としなさい、と。確かに米飯と麺は好物だが家で食事の際は米飯はカレーライスや丼もの以外の時は野菜が主のおかずばかりで少食、酒はそれなりに飲むが運動も同年代に比べたら平均以上、体重は多少、平均体重を超えてゐるが肥満といふほどでない。いつたいどうすればいヽのかしら。早晩にハッピーヴァレイ。見事な夕焼けのなか競馬場。京都B氏、B氏の社交ダンス仲間の近々帰国のK氏、Ｚ嬢とボックス席で競馬観戦。国際ジョッキーチャンピョンシップ。日本からは内田博幸騎手が参戦。相変わらずB氏が信じられないやうなQPを第１レースで当て、まず赤葡萄酒二本（Los Vascosともう１本は名前失念）のお振る舞ひあり。アタシも半ばで一つそれなりの配当の複勝当てKillikanoonのKillerman’s Runをお振る舞ひ。第７レースでK氏も内田騎手が走行妨害でクレームつきひや／＼だつたが三位に残つたレースの三連単を当て競馬終はつてから「二次会はＫ氏の奢りで」と週末の香港国際レースのハンドブック片手にバーＳで香港競馬の昔語り半夜三更に至る。