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十一月晦日。曇。早晩に中環。京都の「はらほろひれはれ」B氏とマンダリンオリエンタルホテルのチナリーバー。Ｚ嬢がB氏の流暢な京都弁が「はらほろひれはれ」と聞こえる、と。かなり久々のこのバーでカールスバーグとギネスの半々麦酒。美味。先ずは此処で麦酒で喉を潤しランドマークのバンカーズクラブ。ワトソンズ葡萄酒商のモルトウヰスキー試飲会あり様々なウヰスキーいたヾく。スコッチのモルトで30年物、１本HK$4.3千なんてなか／＼飲めない。だがやはりニッカの余市の20年とかがＢ氏もアタシもいちばんしっくりくる。晩八時前にB氏とその流れで銅鑼湾のバーS。モルト試飲でさすがに口内が麻痺したやうでモヒートですっきり。でハイボールを数杯飲み直し。こちらはサントリーの角といつものヰルキンソンソーダ。半夜三更にお開き。六時間の長丁場、なぜ酒だけは飽きぬのかしら。北角のこんな時間に空いてゐるのは潮州打冷くらゐで蠔仔肉砕粥啜り帰宅。
▼京都でも通常は「お稲荷さん」だが祇園など老舗料亭では「お稲荷はん」と呼んでおしながきに記しているところもあるが極て稀どす、と宇治のＨ氏より。
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