富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

四月三十日(火)晴。昨晩飲みすぎ喉をやられたり。『週刊香港』の今週発売号(5月2日号?)に『日曜日の散歩』と題して香港歴史散歩を綴り掲載される。『香港徒然外食』四本並びに『マクルホースの小径より』三本上網しひとまず過去原稿の上網済ます。残るは香港ポスト紙のいくつかの特集連載のみのはず。これも手元に掲載紙もなし。夕方ジム。先月の暑さ百十八年にて最も平均気温高く尖沙咀におりこのまま暑くなっては冷房もなくうだるやうな臨時建造物の徳發にては牛南麺を食すこともできまいと秋までは来れまひと徳發にて牛南面食す。公営游泳池にて泳ぐ。日本のamazon.comよりRubinstein先生のCD届きSaint-Saensのピアノ協奏曲二番聴く。軽やかにSaint-Saensを奏でるRubinstein先生ばかりかEugene Ormandy指揮のフィラデルフィア管弦楽団で69年といふOrmandy先生円熟の70歳。第二楽章とても楽し嬉し。▼築地T君よりメールあり。神谷町(芝翫)が毎日夕刊にインタビューあり「私の一作」として「娘道成寺を語っておりますが、「すこし自慢をさせてもらうなら、僕みたいにきれいに裾をさばいて「山尽くし」を踊れる人間はいないだろうな。でも本当は一人だけ僕よりうまい人がいる。六代目尾上菊五郎さんです。だから僕は二番目。それぐらいの自信はありましたね」と。大成駒の道成寺は如何に。大成駒の生前にはけして語れぬ芸談なり。