富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

六月五日(火)雨。個人情報保護法もかなりとんでもない立法化であるが、それと同時に気になるのが羽仁五郎翁の「真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される」と謳った国立国会図書館国立国会図書館法であるとか、この法のかなりの影響を受けているのであろう日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」も初めて読んだがこれは普遍的な思想的自由についてのかなりの聖典であると知り、さっそく我がサイトにも掲げさせていただいたが(図書館をサイトと読替えて教典としたい)こういった戦後の自由も個人情報保護法では抵触する部分がかなりあり、これらが改悪されやしないかと憂ひ。おそらく次のターゲットは図書館の統制。インターネットがかなり整備されたことがまだ図書館という箱を占拠されてもレジスタンスできる方策でもあるが。