富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

4月25日(水)雨空、快活谷にいてまたわざわざ沙田まで夜競馬に行くとは我ながら呆れるが、 見習いのYT鄭君が通算54勝であと一勝にて見習い卒業、間違いなく今晩じゅうにはと思い、R2のDirtは鄭君の騎乗する游侠本色が先行、それをWhiteの勝招が直線で刺しにかかり、これは勝招にて単勝、游侠とのQもいただきと思ったら、いい速度で追い上げた勝招、一瞬先頭をとったがすぐにふっと力が抜けて(いつものWhiteならあのまま逃げ切るのに)鄭君がまた抜き返し一着にて見習い卒業。あれは八百長とはいわないが勝ちを譲ったな、と思えてもおかしくない勝負。鄭君の記念表彰は生憎の雨で一般席からちょっと歓声上がるものの表彰にはマスコミばかりで一ファンとして讚えるは本当に私と数名のみ、戻ってきた鄭君に思わず歓声を上げる。間近で見れば両親、母親は喜びの嗚咽、いい風景である。これだけでも雨空の遠出の勝ちありと思ったら、あとは勝てず。
CathayPacific航空が広告にて「空で最高の中華料理」と喧伝、愚か、中共の航空界は競争相手にもならず台湾のEvaAirくらいが競合で自画自賛。CathayといえばCathayはシナを示す英古語にて語源はロシア語でシナを示すキタイから、キタイは契丹が語源というのは確かか、CathayPacificは契丹太平航空か、正確には。 Fairy King Prawnの日本遠征問題、新聞ではPrawngateなる新語誕生、JRAの香港事務所の職員「日本競馬が閉鎖的といえば否定できぬ」となかなか正直だが、FKP問題についてなぜドバイから日本馬は帰還できたかについては「ドバイでの開催当日にこの決定が日本政府(厚生省)からJRAになされ、日本馬はすでにドバイへと日本を発ったあとのことで、日本は口蹄病がないので、参戦馬も疑いなく、それで帰還が認められた」と全くもって不可解な弁明、問題はドバイで外国馬との感染ではないか。