富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

東都その②

fookpaktsuen2018-08-07

農暦六月廿六日。今日は暦の上では立秋で、と言ひたいところだが台風13号接近の所為か突然の冷夏。まだ曇り空。麻布十番→大門→青砥→佐倉。家人の両親に会ひにゆく。居住施設は至れり尽くせりで、いたゞいたお昼ごはんも大したもの。老松酒造の麦焼酎・麹屋伝兵衛をお土産にお渡しした義父と高校野球中継眺める。復路は佐倉→日暮里→神田→銀座。往路で乗つた都営地下鉄では台北捷運との提携で台湾で桃園空港に着いてから台北への観光切符の発売などプロモーション中だが、その広告に「台湾」の文字が一切ない?……これは中共への忖度か、隅々まで目を凝らすと、右下にやつと小さな文字で「このセット券は台湾でしか使えません」の注意書き。車内は2020年東京オリムピックの宣伝多く、そしてテロ対策。祝祭とファッショがセットなのはいつの時代も一緒。台風の影響で小雨の銀座はいろ/\用事もあるのだが八丁目の渡邊版画店にだけ寄つて来年版の川瀬巴水のカレンダー買入れ。タクシーに乗り「虎ノ門ヒルズ」と告げると「すみません、新人なものでわかりません、道を教えてもらえますか」と正直な運転手は名前を見れば中国人で吉林省の出身でタクシー運転手になつて1ヶ月。東京でもタクシー運転手とは随分と地の利や機転など大変な仕事を選んだもの、と感心。虎ノ門ヒルズはランドマークで覚へておいたほうがいいですよ、とマッカーサー道路まで教へてあげる。愛宕山で所用済ませ鳥居坂旅寓に戻る。客室で高校野球見ながら仕事もしたい、とカフェで珈琲はテイクアウトできるが「白州のハイボールも紙コップでテイクアウトできる?」と強請ると馴染みのウェイター君が「いいですよ、初めてです」と微笑む。家人と早晩に麻布十番から南北線で目黒。目黒駅でこの旅行後半の特急券(ネット予約)受け取り乗車券も大人の休日倶楽部で調達するところ、コースが多少、玄人の駅員もアタマ悩ます路線で難題解決は容易ではない。8月の繁忙期でみどりの窓口は長い列なので(アタシも10人待ちであつた)後ろの客の冷たい視線。どうにか解決できて発券済ませ雨風少し強まるなか目黒といへば「とんき」へ。あら、火曜日で定休日。不覚にもノーチェック。何だか疲れてしまひタクシーで広尾経由で麻布に戻る。麻布十番で食事済ませて悪天候もいやなので旅寓に戻り、そこの食堂でビーフシチューいたゞく。今度は普通のグラスでハイボールね、と給仕君に言ふと「はい、かしこまりました」と笑はれる。客室に戻ると発熱はないが風邪の諸症状あり早寝。