農暦七月廿八日。台風10号が早晩に大船渡だかに上陸と聞きネット開くとNHKが緊急放送としてネットでテレビの台風関連番組を動画で流してゐる。ワンセグでは受信料不要といふやうな認識広まるなか大したもの。晩の７時のニュースは台風関連の報道終はつたところで打ち止めで「このあと台風関連情報については再開します」と。東北に初上陸の台風（日本海側からの再上陸を除く）。さうは言つても強風で看板が落ちてきたり、不要不急の外出は避けること、河川の急な増水にくれぐれも注意してください……と何でこんなに既知の同じこと繰り返すのか、それほど民度は低いのか、と驚くばかり。暴風雨のなか華奢な折り畳み傘を懸命にさし傘の骨は折れ前にも進めぬ人たち。そんなことせず傘を捨て、さつさと軒下にでも避難すべき。
日本國民ニ告グ、台風ノ暴風雨デ傘ヲサス可カラズ
NHKのNW９は台風10号に放送時間延長までして臨んだが台風は青森から日本海に抜けるところで今ひとつ大きな被害も（まだ）なく放送的にはスカした感じ。NHK クローズアップ現代＋の特集「台風“異変”迫る脅威」を見る。どれだけ台風の動き一つとつても異常気象になつてゐるか。この番組、国谷さん降板後にちゃんと見たのは初めて。
