正月廿一日。晴。昨晩は鼻水を止める飲むと眠くなる薬を服用で晩十時から九時間も熟睡。咳が止まず体調優れず。
陋宅書室整理。壁に断熱材がないので冬は机下が寒く新聞紙でカバーなどしてゐたが見窄らしい。ちょうど寸法の合ふ段ボール紙があったのでカバーにする。掃除のときや夏季に取り外し容易。午後家人と北角渣華道街市に食材贖ひ太古城までHarbour沿ひを漫歩。天気良く散歩に連れ出された犬も楽しさう。Apitaの特産市で長野のちくま市から野沢菜など出品のＭさんにご挨拶。長野Ｈ氏からの紹介。野沢菜などいくつか贖ふが「来ていたゞけると思つてゐたんですよ」となめ茸の瓶詰めをいたゞいてしまふ。恐縮。無印で先日失くた小銭入れの代替品贖ふ。晩に野菜と豚肉を鉄板で焼く。滋賀大津叶匠壽庵の「あも」といふ和菓子いたゞく。最近、誰彼から貰ひ物をするとつくづくありがたいと思ふやうになつた。
▼自衛隊がアニメのキャラ使つて自衛官募集の広告。
アメリカでは「かわいい」と「幼稚」はほぼ同義語。ですから、自衛艦での少女のイラストや「艦これ」人気に接したアメリカ人が、「かわいい絵によって、幼児段階で『軍事化』の刷り込みが進んでいるのかも」と考えても、不思議じゃありません。自衛官募集ポスターに「萌えキャラ」が使われている例もあります。こんな風に、自衛隊も、過去の戦争も、かわいいキャラクターと結びつけられるのは、戦後ずっと、日本人が身近に戦争を体験しなかったことが大きい。だから戦争と少女とを絡ませたファンタジーの世界をつくりあげることができる。戦争はファンタジーなのが現代日本なのです。
とマット＝アルト。これに対して元海上幕僚監部広報室長の伊藤さんも311以降、自衛隊が国民にとって身近な存在となったことは肯定しつつも苦言。
各地の地方協力本部で、自衛官募集に萌えキャラを使っています。これはまず、若者に目に留めてもらいたいからでしょう。ただ、私が部隊で知る限り、それが好きで入ってくる隊員はいないし、いたとしても長続きはしないでしょう。ゲームの世界では、殺したり殺されたり生き返ったりします。もし、自衛隊が実戦を経験したら、作れなくなると思う。ゲームの中だけならいいですがSNSなどでゲームやアニメの感覚で戦争をとらえファンたちが騒ぎ出すとどうなるかも心配です。こういう作品を作る人にこそ、きちっと軍事や安全保障を勉強して欲しいと思います。
と。座間では市のキャラを自衛隊が勝手に武装させる、この緩さが北朝鮮より怖い。そんな風潮に高校生が安保法制反対の強い意志を新聞に投書。若者よ、キミもあと１年で有権者。晋三が選挙権の18歳への引き下げを画策した当初は国政選挙での秋葉原での「安倍〜！」コールで若者の支持を焚きつけ改憲へ！だつたわけだがSEALDsや、こんな高校生たちの登場は明らかに目論み外れなのだ。
▼日経の社説「アップルとFBIは冷静に議論し解探れ」（こちら）は「感情に流されない建設的な議論を期待したい」で、こんな主張だから社説なんて誰も読まない。これに対して日経傘下のFTの“Apple privacy battle with Washington looms as watershed moment”（こちら）は電子端末機器と個人情報について詳細に報道した上で同じFTにはEvgeny Morozov氏が“Apple is right. Our smartphones must be kept secure”（こちら）なんて主張をしてゐるわけで今のところFTは日経からかなり自立した報道姿勢のやうだ。日経が編集に口を出したFTなんて誰も読まないが。経済面のつぎに「健康」なんて面で円形脱毛症の記事とか。
@fookpaktsuen: ＮＨＫ籾井会長、不祥事連発を番組で謝罪「全力で改革」：朝日新聞 URL アンタの存在自体がNHKにとって最大の不祥事だよ、まったく。「視聴者の皆さまに深くおわび申しあげます」と謝罪するならさっさと会長を辞任してくれ。
