富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

会津若松熊野屋の薯蕷饅頭

辰年九月廿八日。摂氏12.5/21.6度。雨(25.5mm)。蘋果が届く。県北の大子町は山間で寒暖差が大きく水捌けの良い土地柄で蘋果精算盛んだが今年のやうな猛暑で蘋果も影響受けないか気になつたが作柄はけして悪くなかつたやう。

りんご狩りとりんごジャム作り体験/奥久慈大子の仲野りんご園

昨日入手した会津若松熊野屋の薯蕷饅頭を頬張り一服。まことに美味なる饅頭でございました。

有限会社 熊野屋 | 全国菓子工業組合連合会

会津若松での宿泊は二ヶ月以上前にホテル予約サイトで見たところ平日(月)1泊で会津若松のホテルは軒並み満室で料金もけして安からず。秋の観光シーズンといふこともあるのだらうけど。そこでどうにか探した宿(ホテルニューパレス)は昭和57年竣工だつたかで少し老朽化はしてゐるが一寸したところまでサービスも良く好印象。今どきロビーに新聞二紙(朝日と讀賣)が山積みされてゐて「ご自由にお持ちください」。月曜朝に前日の衆院選の記事を読まうと思つて朝早く着替へをしてロビーに新聞を取りに行かうかとしたら各客室に新聞が届けられてゐる。こんなサービスも今では珍しくなつたが「読売だらう」と思つたら朝日である。ふと気になつて隣室や向かひのもチェックしたら朝日。朝日のやうな偏向した主張の新聞を届けるとは朝日嫌ひの客には不愉快だらう。ロビーに下りて読売新聞を貰つてきたが「自公過半数割れ」といふ状況に読売新聞が1面の論評「政治空白許されぬ」(小川聡/政治部長)でかなり的確な指摘をしてゐた。かういふところは、さすが自民に親和性のある読売ならでは。

(以下、要旨)これまでの自民党政治家と違う感覚で政権を運営するのではとの石破首相への期待は瞬く間に失望に変わった。総裁選で掲げた「国民の納得と共感」よりも自民党の事情と都合を優先する姿勢が露呈し国民の怒りの火に油を注いだ。立憲民主党は野田代表が「原発ゼロ」をはじめとした非現実的な安全保障・エネルギー政策を封印し、共産党との連携に距離を置いたことが奏功したと言えよう。それでも敵矢で議席を伸ばした面が大きく、自らの政策・主張が全面的に支持を集めたという過信は禁物だ。与党過半数割れで政権は弱体。各党は政局を優先して分断を加速させるのではなく真摯な議論を通じて現実的に答えを出していくことが不可欠だ。