富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

中國無權代表台灣

双十節賴清德總統上任首次雙十演說「中國無權代表台灣」。甲辰年九月初八。14.2/21.2度。曇。やつと涼しくなる。

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昨日衆議院が解散で今日、無所属の福島伸享議員とれいわ新撰組から選挙に関する郵便届く(自民党からは不届千萬ご挨拶もなし)。昨今の郵便事情からして昨日投函で今日届くはずもなく今回は石破君による組閣前の違憲性すらある解散予告だが立候補者もそれに合はせ用意周到で通知か。それにしても今回の衆院選は岸田首相退任に起因するもので岸田がなぜ辞職かといへば自民党の裏金と統一教会問題、いずれも晋三に起因なのだが、それらにつき真っ当な対処、それは岸田的言説では「きちんとした説明責任を果たすこと」と言葉遊びだが、それが出来なかつたから。ではなぜ裏金問題がこれだけ露呈されたかといへば、逆説的には今日まで自民党で「安倍一強」だつたら裏金問題など露呈もされなかつたか或いは「すでに自分が是正した」で済んでゐたはずで、つまり晋三他界あつての問題化。そして統一教会問題は(言ふまでもないが)晋三暗殺の原因がそのもの。晋三が生きてゐたら自民党統一教会問題など全く曝されることもなかつた。醜聞に追ひ詰められながら他界した細田も、八王子の萩生田も従前なら選挙では統一教会の支持も受けて万全だつたはず。杉田水脈だつて絶好調だつただらう。さう考へると今日の政治不安、そして自民党にとつては結党以来の大惨事なわけだが、それが世論であるとか国民の正義心によつて齎されたものなら立派な民主主義社会なところ、結局のところ「晋三が弾丸に倒れた」ことが種々の起因。つまり犯人とされる一個人の(といふことになつてゐるが)晋三に対するテロこそが政治を変へるとは。それも暗殺成功だから、この結果。暗殺未遂だつたら現状は自民党の晋三支配がさらに強固なものになつてゐただらう、と思ふとゾッとするばかり。

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福島議員からは先日、政治資金協力前提の「セミナー」の案内届いてゐたが選挙期間となるため企画は延期だといふ。それでも別途、政治資金のカンパの求めあり。セミナー=実質的に政治パーティを開かうが開くまいが政治資金の協賛求めざるを得ず。言ひたいことは福島議員叱責に非ず。選挙に資金が要るのが現状で潤澤なる政党補助金は弱小政党や無所属の議員に不公平だから補助金など廃止すべきで政治資金はキックバックの裏金などにせず正々堂々と集め源泉と使徒を詳らかにすれば良いだけのこと。だがそも/\選挙にカネがかゝることぢたいおかしい。昔の参院選の「二院クラブ」のやうに立候補の名乗りを挙げれば支持が投票に成果となり市川房枝、選挙運動せず海外旅行に出かけた青島幸男中山千夏が高得票数で当選した、あれが理想だらう。