気温摂氏21.6/33.1度。晴。猛暑。朝イチで水戸濟生會総合病院。二週間前の初診の際に問診票で「当院の利用は初めて?」といふ問ひに「はい」と書いてから、この病院で(移転前の市街地にあつた当時だが)生まれて病弱で小学校低学年まで小児科(池田先生)によく診察してもらつてゐたこと思ひ出し「いいえ」とする。全体で15番目で形成外科では筆頭。9時の診察開始までドトールコーヒーで朝食。前回に続きS先生(女医といふ言葉があるのなら逆をなぜ男医と呼ばないのかしら)の診断。頬の瘤と内出血も小さくなつてゐるし唇の怪我は治癒が少し遅いもの、もう少し経過観察で自然治癒を待つことに。 09:20には会計も済んでしまつた。内科など野戦病院のやうだが全体として何といふ効率の良さ。近くの処方薬局(アイン*1)で今日も「マイナカードはお持ちですか?」と聞かれ「いいえ」と答へる。
調剤薬局チェーンにしてみれたら薬局が提供する「おくすり手帳」や、それに貼り付けるステッカーのコストなどだけでも電子データ化できたら、どれだけコスト削減につながるか。薬局のモニタでは延々とマイナ保険証の利用を呼びかける映像が流れてゐる。前回同様にメチコバール錠が処方薬(ビタミンB12で末梢神経痛や痺れなど改善)。市役所の内原支所(旧内原町役場)に赴く。マイナンバーカード(本当は所有してゐる)の電子証明書有効期限で、その更新。市役所(本庁舎)だと混雑してゐるかもしれないので水戸濟生會病院から然程遠くないこちらで手続き。案の定、窓口に誰も利用者おらずすぐ手続き終了。それにしても電子証明書有効期限更新するとカード表面の手書きの有効期限を消しゴムで消して5年後の日付を細字油性マジックで記載って、こんなローテクなデジタル化とは何なのかしら。やはりこのマイナカードといふ制度はどこか最初の発想の段階で間違つたまま中途半端に実用化されてしまつた。今の日本の行政レベルがこんなもの、の証左。