甲辰年五月十五日。気温は摂氏17.5/31.5度。天気快晴。出先でちょっとしたチラシのスタンドがなかつたので余つてゐた段ボール紙でスタンドをさつと作成。サイズも計らず正確にできると感心されたが(まるで熟練の大工である)方眼のカッターマットがあつたので、そこに段ボール紙を中心線に合あはせて置いて定規があれば正確にカットすることができる。かういふ工作は子どもの時から大好きだつた。
図書館から借り出してゐる書籍のなかで武田砂鉄『TBSラジオ公式読本』は2021年12月に発売で市立図書館にあつて予約かけたとき47番目だかの順番だつた。それが2年半かけてやつと回つてきた。ふと見ると背表紙の図書分類ラベルが他の本はきちんと印字されてゐるのに何故か砂鉄さんのこの本だけはラベルが手書き。昔の本ならわかるが最近の本でこれは珍しい。早速、市立図書館に電話で尋ねたところ親切なスタッフが教へてくれたことは「大変、稀ではあるがラベルが手書きの場合もあり」。それは窓口で受け付けた本の寄贈の場合が多いのださう。人気本で予約集中の場合、図書館が市民に寄贈求めてゐる(2024年3月)。その寄贈を受けると作業を急ぐ場合に窓口の職員が手書きする手書きすることもあるのださう。納得。
今晩は十五夜。薄曇りのなかにぼんやりと小さな満月を見た。