癸卯年三月初二。気温摂氏9.4/18.9度。晴。
お香やさんに寄つたときに焼香、練香、線香いずれも並んでゐる商品を見れば陋宅で普段つかひのお香がどれだつたかわかるのだけど時々「あれ?」となるので今朝、和室の抽斗を開けてきちんと整理してみた次第。
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焼香 |
練香 |
線香 |
山田松 |
最上香 |
露葉 |
越南沈香 |
松榮堂 |
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松の齢 |
円朝 |
法雲香 |
若松 |
真如 |
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香源 |
伽羅香 |
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鬼頭天薫堂 |
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老松 |
明日が統一地方選挙の後半で水戸は市長選と市議会選あり今日のうちに投票すませやうと家人と昼前に駅ビルの投票所へ。駅前の再開発事業で最後まで残つてゐた雑居ビルの一帯で解体工事が始まつてゐた。
1970年代から水戸にマルイ、ダイエー、東急だとか大手資本の大型店進出が続き水戸駅前には西友が進出。西友系列でも水戸は大型店。拡張して水戸西武百貨店となつたが、その拡張となつても隣接の土地で西武グループの買収に応じなかつた一区画あり西武デパートのビルはかなりいびつな形に。
将来的にはこの一区画も買収するのだらう、と思つてゐたが西武が先になくなつてしまつた。その一帯を水戸市が先導で都市中心部の空疎化を見直しで再開発となり商業、ビジネスと集合住宅のコンプレックスを建造するのだとか。今更そこにどれだけのテナントが入るかしら。かなり疑問。そも/\こゝは水戸駅前といつても国道50号の向かふ側で歩行者の通行が反対側に比べ段違ひに少ない。西友ストアを西武百貨店に格上げのとき西武グループのかの御大、堤清二氏が水戸駅前を視察して西武側までペデストリアンデッキ建造を!と提唱(謂はゞ命令)ありデッキはできたのだが。もう水戸の西武なんて記憶遺産だが市内にまだ当時の水戸西武デパートにあつた映画館、テアトル西友の看板の残骸など放置されてゐる(この画像は陋宅の近所)。本当に賑やかな80年代であつた。
期日前投票に来たついでに、と水戸駅南口にある評判の四川料理や〈炎神〉に出向いてみる。食べログの「中華」で100名店(東日本)に入つてゐるやうな食肆で11:15からの営業開始で11:40頃に着いたら店内満席で行列3番目。美味いは美味いが四川風といふには麻辣で麻がものたりず坦々麺は上海風とまではいはぬが武漢あたりのテイスト。こちらのご亭主は地元の方(日本人)で19歳のとき地元でフレンチの店で就職内定あつたのに水戸プラザホテルの中華(四川料理)に入り10年修業して今のこの店を開業したのださう。客も多いがご亭主筆頭に店員の言葉によるオペレーションは実に見事で行列の客の捌きの上手さはまさにあばらかべっそん。
統一地方選の期日前投票。市長選は自民党系無所属の現職が3期までと公言してゐたのに知事はドワンゴ知事好調、国政への転身もタイミング合はず市長4期目に挑むところに共産党元市議で元県議のベテランが対抗馬。現職市長への反対票がどこまで共産候補に流れるか。投票所に入ると立会人といへば地元の名士みたいな人がふんぞり返つてゐるやうな印象があるが成人年齢の18歳への引き下げで立会人に制服姿の高校生がゐるのにはあばらかべっそん。だが残念なことに立会人席で隣席の「大人」と高校生が世間話してゐたのはよろしくない。そも/\投票が市長選が先で次が市議会選なのだが水戸駅の期日前投票の駅ビルの会場は立会人席があまりにも出口に近く、そこから最初の市長選の投票がきちんと観察できない。それでは投票ミスだとか不正が見えないだらう。選管側でもう少し配慮できないものかしら。
「二度と五輪も万博もすべきでない」東京大学(社会学)吉見俊哉教授 | 毎日新聞
今回の東京五輪は悲劇?「絶対に違う。ギリシャ悲劇もシェークスピアも悲劇はもっと深くカタルシスがある。悲劇の英雄は最後に破滅し責任を取る。東京五輪で誰が責任を取ったのか。出来の悪い喜劇にすらならない。もう二度と国内で五輪も万博もすべきではない」と吉見先生。
(インタビュー)「断交」半世紀、台湾とは 台湾研究者・若林正丈さん:朝日新聞
「中国共産党が率いた『革命』への評価と、これに対して反動派が支配する台湾というイデオロギーに基づく見方」と若林先生。さうだ、さうだつたんだ、昔は。すつかりもう忘れてゐた戦後の中国と台湾の見え方。