富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

貿易赤字20兆円

壬寅年十二月廿八。気温摂氏0.9/9.1度。快晴。NHK-BSで朝、昭和56年の朝ドラ〈本日も晴天なり〉を見てゐる。役者が本当に上手なものだと感心。今日は初老のトシ江(宮本信子)が三味線を弾き夫の宗俊(津川雅彦)がそれに合はせて二人で歌ふ場面が実に秀逸。

銀座の大和屋シャツ店でシャツを誂へ注文から受取りまで1ヵ月余かゝり15日に観世能楽堂お能の日にシャツ受け取らうと思つたが前日に大和屋から電話あり手違ひで店舗に届くのが16日になるといふことで水府まで配送してくれるといふのが届いた。お仕立てのシャツを一度来てしまふと既製品が着られなくなるから。f:id:fookpaktsuen:20230119214335j:image

確か年10回発刊から季刊になつたJAFの会員向け雑誌(JAF Mate)毎回結構面白く読んでゐる。看板連載は松任谷正隆「車のある風景」でトピックスも多彩で良質のエッセイ。起承転結や序破急とでもいふか展開もきれい。かういふものを読んで筆者の文才や筆致と感心するが先日、NHK(仕事の流儀)で「校正家」のあんな仕事を見ると文章はオリジナルに対して、どれくらゐ校正家の筆が入るものなのかとつい思つてしまふ。それがゴーストライターではなく、あくまで編曲や編集の仕事で最終的な「作品」なのだから、それはそれで良いのだらう。今回のエッセイ「投稿」も面白い。所謂「煽り運転」も問題あるが「もしかしたら」でいろいろなケースがあるかも知れないと思ひを巡らせ、さらにドラレコ等で撮影の画像や映像のネット上での拡散のリスクなど語る。視野の広さ。


f:id:fookpaktsuen:20230119214401j:image

f:id:fookpaktsuen:20230119214358j:image

オリジナルの書き手に編集者やそのやうな校正家の存在があると思ふとこのウクライナ出身の方の日本語での文章もどこまで手が入つてゐるのかしらと思つて読んでしまふ。

幸せって何だろう)ズラータ・イヴァシコワ「当たり前の幸せ|

自民党がこれだけ滅茶苦茶な腐敗政治をやっても何となく自民党に入れてしまう人が多い。これは言ってみれば日本人特有のお上意識の影響もある。お上には逆らえない、お上が増税と言うなら従うしかない、政治は変えるものではなく従うもの、どうせお上は変わらない。皆が刮目しないと国が滅びる。(小沢一郎
▼2023年の政党助成金(は日本共産党除く9党に総額315億円。使い道を問わず渡しきり余っても国庫返納せず繰越しで貯め込みが常態化。総裁が「まず自助」と述べた自民党も、「身を切る改革」が看板の維新も、他の党も政党助成金には手をつけようとしない。(山添拓Twitterより