富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

Jアラート5年ぶり

陰暦九月初九。重陽。普段はほとんどテレビを見ないが朝はフジテレビで06:53からの〈紙兎ロペ〉とEテレで0655を見て流れでNHKのニュースを見て07:15からNHK-BSで昔の朝ドラの再放送を見てゐるのだが今日は〈本日も晴天なり〉(昭和56年)の途中で「Jアラート」である。支持下降の岸田政権にとつては何とも嬉しい援護かしら。

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5年前の9月18日以来。北朝鮮弾道ミサイルが日本上空を越えたさうだが弾道ミサイルの発射ぢたいは今年23回目。北朝鮮の技術水準からして間違つて日本に落ちることもないだらうが。NHKで緊迫して「国民保護に関する情報」流れるが民報も同様。テレ東すら。ラヂオも同様だつたが茨城放送は「美味しいキャベツでロールキャベツはいかが?」とやつてゐた。石田政権にとつては支持下落のなかJアラート対応で「やってゐる感」強調に良い機会か。

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気温はまだ摂氏30度近くまで上がり(明日からは徐々に気温下がるといふが)それでも家人が食卓は少し秋の気分で少し固めの柿を甘めのバルサミコ酢に漬けてくれて生ハムといたゞく。Kさんから自家製のマロングラッセもいたゞいて頬張る。茨城の栗がとても美味しい。駿河台下さゝまの松葉最中で一服。


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凱旋門賞拾遺*1。2着のヴァデニはスミヨン騎手。03年の凱旋門賞(アタシもロンシャン競馬場にゐた)にダラカニで勝利のスミヨン君は当時弱冠19歳。08年にザルカヴァで2勝目。その後は12年、13年と日本馬オルフェーブルに騎乗したがいずれも無念の2着。そのスミヨン騎手も41歳のヴェテランで今年も惜しくも2着で悔し涙(日刊スポーツ)。凱旋門賞2日前のレースで肘打ちで他の騎手を落馬させてしまひ凱旋門賞のあと60日間の騎乗停止処分だつたさう。勝ちたかつただらう。日本人騎手で最多の10度目の騎乗となつた武豊騎手曰く「みんなが目指してゐるレースですから、日本人だけが勝ちたいと思つてゐるわけじゃなくて、みんなが勝ちたいと思つてゐますから」。武豊らしいコメント。日本で1番人気のタイトルホルダーは今後、有馬記念、ドバイ遠征ださう(アタシは期待しないだらう)。凱旋門賞勝利で8連勝(重賞6連勝)のアルピニスタ(英)はジャパンCかブリーダーズC(米)検討だとか。

日中国交回復50周年にあたるが中国出身の荒汐親方(蒼国来)の断髪式。2011年に八百長問題で協会解雇され訴訟で解雇無効判決得て復帰。苦労もされたが荒汐部屋は関脇・若隆景筆頭に若元春、若隆元の大波三兄弟、同じく福島市出身で大賀、丹治兄弟もゐて応援。

*1:凱旋門賞出走が日本時間で2日更夜で翌日のスポーツ新聞に凱旋門賞記事間に合はず本日に。