50年前に21世紀になれば中国が経済成長を遂げ日本の経済力を抜き米国と覇権を争ふ大国にならうとは誰が思つたかしら。母は当時、日中国交回復のニュースを見ながらアタシが大人になるころには日本なんて中国に呑み込まれてしまふくらゐ中国が発展してゐるかもしれないと言つてゐたが、それが現実になつてしまつた。中国の経済成長は予感できてゐた人は少なくなかつただらうが、まさか一党独裁の政治体制でしかも習近平のやうな強権的領袖が党則変更してまで長期政権を敷く状況で米国に並ぶ強大な覇権国家となるとは誰も信じなかつたでせう。
九月初四。気温摂氏16.7/26.6度。快晴。先週土曜の台風15号のあと初秋の青空が続く。
奈良時代に遣唐使によつて日本にこのお菓子が伝へられた当時も中国は大国だつたわけだが。
秋のダイヤ改正を時刻表で見て眺める。只見線が10月1日に2011年7月の豪雨で不通になつて以来11年ぶりに再開。この間、会津川口から只見の間は連絡バスの運行をしてゐたが全線が開通しても連絡バスを走らせてゐた時と運行時間が数分しか違ひがないとは。過疎化があり只見線を維持するには(遊覧客は)スイスの高山鉄道のやうに高額運賃も致し方ないのでは。現在は会津若松〜小出(135.1km)でJR地方線の運賃だと2,640円。4時間半の鉄道旅である。
岸田首相は「追悼の辞」で安倍首相を天まで持ち上げ、憲法違反の安保法制、秘密保護法を「苦しい経過を乗り切って成就させた」と礼賛した。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2022年9月29日
「苦しい経過を乗り切って」とは一体何か?
国民的な反対の大運動が起こるもとで、「数の暴力」で強行した話ではないか。
最悪の強権政治の美化は許せない。