富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

陰暦六月朔日

気温摂氏22.2/35.7度。快晴猛暑。本当に暑くてさすがに食欲も減退。朝はご飯に山形でしたね?の自家製「だし」が美味しい。


f:id:fookpaktsuen:20220630143845j:image

f:id:fookpaktsuen:20220630143841j:image

この暑さでも熱珈琲を日に何杯も飲むわけだが、ふともう少し珈琲のことを識つてもよいかしら?と思つて以前何かの雑誌で日本人で世界バリスタ冠軍になつた方の珈琲本がわかりやすいといふ評判を思ひ出して井崎英典氏の著作を二冊読む。ある程度識つてゐることもあるので通し読み。

理由がわかればもっとおいしい! コーヒーを楽しむ教科書

ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方

理由がわかればもっとおいしい! コーヒーを楽しむ教科書 イラストもきれいで初心者から途中からはかなりの専門家まで重宝するハンドブックである。自分でこだわりで淹れる珈琲ばかりかスタバの珈琲とかも、これでかなり味について理解が深まるであらう。

ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方 こちらはかなりの理屈まで理路整然とまとめられてゐる。自分で何となく、で淹れてゐた珈琲だが、この本に書かれてゐる内容で成る程かなり整理できた気がする。

f:id:fookpaktsuen:20220630143856j:image個人的にはY軸(濃度)からアタシは右翼。酸味が苦手。酸味をキレだとかスッキリといはれても「それは酸味であつてキレでもスッキリでもないだら」と思ふ。適度な酸味があつて淡い、濃度の低いのだけれど味はひ深い珈琲は高校生の頃に土浦の〈ブラジル〉で飲んでゐたブレンドが筆頭。適度な酸味があつてあれを超ゆる珈琲に一度も出会つてゐないから。今は水府で南町2にあるMaruni Coffeeの「ハニーブレンド」が大好きで、これは、このチャートでは「まろやか」かしら。ときどき浮気して例へば猿田彦とか何処かに出かけたときに珈琲豆を購めるのだけれど非-酸味で何うしても焙煎の多少キツいシティローストとか買ひがち。それはそれで美味しいのだが陋宅で通常ハンドドリップはメリタのアロマフィルターでやつてゐるので蘞味(ゑぐみ)が気になるところ。これは何うしかした方がよいと気になる。

f:id:fookpaktsuen:20220629072836j:image

香港、返還25年の現実:朝日新聞 といふ特集記事。蔡子強先生の仰ることもわかるが政治学者なのだから対中共🇨🇳で歯向かふことに何れだけの「反響」があるか?は「想定内」とすべきこと。中共🇨🇳にそれをされたからとして、それに「絶望」では最初から実は「役に不足」であつたことの証左。日本の60年安保からの学生運動の「甘さ」に近いものあり。
張炳良先生の「良識」は今更聞かうが聞くまいが何うでもよい意味のない発言で「羊の歌」©︎加藤周一以下である。

f:id:fookpaktsuen:20220629072833j:image