富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

陰暦四月廿三日

陰暦四月廿三日。夜中に大雨(20mm)。雷。気温摂氏13.8/20.5度。晴たり雲ったり。半年に一度の歯科健診。右上奥で歯間ブラシ使ふ時だけ痛みあり前回は治療する程ではないといはれてゐたが齲蝕が進んだやうで次回6月から治療に。大臼歯の接触部分で歯ブラシも歯間ブラシも通らなずリステリンですら虫歯を防げない部位だらう。

f:id:fookpaktsuen:20220523173937j:image次の日曜はいよいよダービーである。皐月賞を5番人気ながら制したジオグリフに騎乗の福永ワッショイ!の1面記事(日刊スポーツ)。インタビューでぞんざいな口調の福永騎手でダービーでは皐月賞1番人気で3着に甘んじたドウデュース(武豊)を勝たせたくなつた。

▼外ではマスクを外してゐる人がだいぶ増えてきたやう。アタシも2年以上マスクをしてきてマスクで本当に感染が防げたのかしら。先日、渋谷の駅前で「マスクをとろう!」と運動してゐる団体があつた。コロナと感染、マスクやワクチンは国家緊急事態法下の社会をつくる策略であつて、それに我々国民は騙され「人権や自由の制限」をしてでも防疫など社会の安全保障を優先すべきといふ世論が形成されてゐる、と。この団体の主張は更にマスクをとつて(感染の重症例もないのだから)もう何万人単位で感染してもよいのではないか、それが抵抗であるといふ些か突飛な発想ではあつたがコロナについては何もわからないわけで、かうした発想があつても悪くはないだらう。

鴻上尚史さんが見た「マスクと日本人」感染対策とは別の新たな役割:朝日新聞

日本人は普段、接することがない「知らない人」とのコミュニケーションが苦手なんです。身近な人とは濃密に接したい気持ちがある一方で、そうでない関係の薄い人との接触は避けたい。コロナ禍でマスクを着けるようになったことでこうした「知らない人」とソフトに遮断されることに、安心感を持っている人も多いのではないでしょうか。とりあえず着けておこう。そうすれば問題は起きない、という思考停止が起きていたところはあったと思います。

飲食店の中でマスクを外して、屋外に出ると人の目を気にしてマスクを着けていますよね。感染対策にもとづいてとっている行動ではありません。私たちは本当は感染リスクを許容している人が多いのだと思います。(大竹文雄

国安法と法治で弁護士も失業か(明報)