陰暦三月十九日。気温摂氏7.9/20.9度。快晴。朝、須磨帆に或る方から「今の地震で常磐線が止まって」と電話あり。自転車に乗つてゐて揺れたことに全く気付かず。水府は震度4。福島中通りが震源(M5.3)で水戸の西となりの城里町が震度5弱だつたさう。震源地近くも震度4で随分と離れた城里が大きな揺とは地下層、脈が何う繋がつているのかまことに不思議。
えっ?国鉄色塗装のバス……それも茨城交通?と驚いた。茨城県立水戸飯富特別支援学校の通学用バス(茨城交通)で、このカラーは茨城交通(茨交)ではなく懐かしき茨城オート(旧帝産バス)の塗装。茨城オート(オート)の路線上に養護学校があり(おそらく県立水戸養護学校の友部分校)オートが通学バス運行。オートが茨交に吸収合併されても、このバスはオート塗装が残されて今日に至つてゐる。想像だがオート塗装が維持されたのは当時、養護学校の子どもたちが通学バスを色で認識してゐたら安全上のこともあり急な塗装変更せず従前のまゝにした名残なのではないかしら。
きれいに白い花を咲かせていたハナミズキ。花水木と漢字を当てるが東京市長の尾崎行雄が華府にサクラ寄贈の返礼として大正4年に米国から贈られたのが最初で、その後、全国に普及したさう。Flowering Dogwoodは最初「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれてゐたさう。
もう陽暦では端午節まで半月余りで「かしわ餅」が和菓子屋に並んでゐる。地元の〈鉢の木〉は味噌餡(柏の葉が裏返し)が絶品。こしあんとみそあんで餅を包む柏の葉が表裏で餡を区別してゐる。以前は味噌餡なんてと思つてゐたが今それを食べてみると黒小豆のこしあんにはない微妙な風味がまことによろしいこと。
本日、母が昨日(病院側の手違ひで)受け取り損ねた処方薬を受け取りに。昨日からの対応で知つたのだが今でこそ処方薬を供す病院は少なくなつたが、それを院内処方と呼び外部の処方薬局でのを院外処方と呼ぶのださう。昨日、母の病院は今でも院内処方あり、その処方薬の在庫もあるので、その場でくれゝば良いものを「院内処方は当日は不可で明日以降」といはれた。さういふものなのか、と思つて、それに従つたがネットで見ても院内処方=当時不可となる理由不明。何だかさっぱり「事情」がわからぬ。
香港で公務員離職が前年比で急増……に今更驚きもせず。これがもし公務員離職目立たず、だつたら洗脳でもされたかパンチドランカーでもう正気ぢゃないかと驚きたくなるだらう。公務員である友人にもきいたが士気は落ち込み気力もない職場で離職、離港といふ話題が日常なのだとか。香港の全てがダメになつてゆく。中央政府は香港が早くこの国安下での「安定した社会」に慣れてくれて上海のやうに中共の中核都市として与へられた権利と自由のなかで健やかな日常を!と願ふばかり。だが、そのお手本となるべき上海もゼロコロナの統制でかなり不安定な状況となつてゐる。