富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

陰暦三月十八日

陰暦三月十八日。気温摂氏10.3/18.3度。朝は陽光もあつたが次第に曇り午後から雨模様となり夜半まで本降り(24mm)。

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久々に「みかわ」で早めのお昼に蕎麦を啜る。平日でも11時半くらゐからはもう混み始めるから。家人とその足で自動車で酒の買ひ出し。馴染みのワイン商(Wine des Mami)でワインを5本。酒のやまやでキクマサと芋焼酎の小鶴をパックで(一升瓶はあるので詰め替へ)。それに赤星4本、NHK(BS)で朝ドラ(芋たこなんきん)再放送見てゐて國村隼藤山直美の夫婦があんまり美味しそうに飲むので黒糖焼酎紹興酒とVins de Table(4本)と炭酸。合計すると2万円ほどで2週間はもつが1ヶ月といはれると首を傾げるところ、それでも外飲みは皆無に近いので外で飲むのに比べたら安いものではある。それにしても来客もないのに二人でこれだけ飲んでゐてば蟒蛇のやう。それでゐてお酒を飲んでも本を読んだり逆にアホかもしらへん。

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(明報)2019年の反修例以降(少なくとも明報は「黒暴」といふtermは使はない)集結罪(違法集会)での実刑判決が多い。それまでは軽犯罪刑で罰金刑やせいぜい社会服務刑程度)。米英法の慣習法で見れば、この判決(重罪化)が明らかに国安法での反法治主義なのは明らか。まぁ「理性は悪」といふオーウェル的な香港なので、かうした状況は今更驚いてはいけないのだらう。「バカに限って社会的地位を得る」のは香港に限つたことではない。バカではないと生きていけない社会(バカではない壁)が存在してゐるのかしら。長く生きることでアタシも悲しいくらゐ多くの「社会的地位の高いバカ」を目の当たりにしてきた。それにしても極め付けは「生娘をシャブ漬けにして」の吉野家の常務取締役だらう。彼も日本のビジネス界で「勝ち組」だつたのだ……南無三。