香港で「安心QRコード」の実施が目前となつてゐる。何処ぞの国はデジタル庁なんて設けても10月10日と11日を０と１なので「デジタルの日」なんてやつてみたり
タブレットについて小中高校生へアンケートのおねがい ｜デジタル庁
なんて行政のIT化とは程遠いレベルだが非先進国たる日本以外の東アジア各国、地域のIT化は急速に進み香港のこれもこの「安心」で本人の健康状態に異常がないことが確証できないと公共施設の利用などできない制度化。伝染病の管理はペストとか狂牛病、SARSや新型コロナなど「時折」に時限対応ではなく常日頃から「感染の脅威」に備える大切。戦争ではなくとも「核の脅威」に備へ国を守る軍備を増強するやうに感染の脅威にも日々備へなければいけない。これの煽りを喰ふのが家なしの路上生活の人々で極寒や暴風雨など政府の臨時の避難所に入るにも「安心」のデジタル管理を受けてゐなければ入所できないか。核とテロの脅威そして感染の脅威から我々は身を守るには政府の加護がなければいけない。20世紀にSFで読んでゐた「管理のなかの安心」といふ社会が21世紀の早々に現実になつてゐる。我々は何も心配しなくてよいのである。ワケのわからない自由を叫んで社会が混乱するより自分の生活には何の不便も制限もない管理を受け入れることの大切。
自由は屈従である。管理下の安定にこそ自由がある。
▲その「安心QRコード」制度の記事の下にあるのは電子タバコ販売禁止の条例で来年４月に施行ださう。現行でも香港で電子タバコは従前のタバコに該当しないといふことでタバコに関する規定の対象外で「認められてゐるものではない」といふことで販売など認められてゐなかつたが。それでゐて従前からのタバコは問題ないといふのが不思議だが中共も同様。中共が電子タバコ製造をしてをらず電子タバコ流通は欧米と日本などに利潤あるのだから禁止で良いとなるか。
毎日、党紙を読んで得ることのできる安心。真理がこゝにあることをきちんと理解しなければいけない。
新加坡やドバイなど着々とコロナ下の人の動きの回復に向かふなか「国際都市」としての香港が変異株など未知の脅威の中で未だ閉鎖的で、それに異論もあるなから党紙に「断固として『まず外国との往来解禁を』との発想を打ち消せ」と叱られる。まだ／＼海外との往来は危険もあり「そのような発想を捨てて大陸との往来自由化を全力で早期に勝ち取れ」と。香港はすぐに海外に目が向くが振り返れば母なる内地があり世界第二位のGDP誇る強国とその市場があるのだから、それとの往来を活発にすることこそ香港が潤ふ筋道と説く。
习近平总书记谋划推动粤港澳大湾区建设谱写“一国两制”新篇章-新华社
広東省のデルタ河口エリアと香港、澳門が協力して大湾区建設こと一国両制の新しいチャプターである。「制度が異なる」を「異なる制度を活かしての利」とすべきと党紙。それは間違つてはゐない。鄧小平も一国両制は「香港にとつて」だけではなく中共にとつても利があるからこそ、こんな制度を作り上げたのだから。
陋宅近くの高級マンションで回収されなかつたゴミと、その理由についての管理事務所かからの説明。第１・３水曜日はこの地区では「燃えないゴミ」の回収日。
あまりに厳密な水府のゴミ出し規則。
- 傘は「骨」は燃えないゴミだが「生地」は燃えるゴミ。つまり傘を捨てるときは分解しないといけない。難度４
- この貼り紙で「プラスチック」も燃えるゴミとあるが正確にはこれは間違ひ。プラスチックでも「硬い」プラのみが燃えるゴミ。柔らかいプラは「プラごみ回収」。難度５
- 電球のうちLED球は「燃えないゴミ」で回収可。「今迄のもの」は「燃えないゴミ」とは別に第２・４火曜の「有害ゴミ」に。
- スプレー缶、カセシトボンベも有害ゴミである。
