香港は反政府言論が一蹴されたことで真赤っか。中国共産党万歳。今更ながら、だが一党独裁の強権政権を相手に抗はうとしたのだから運動はもつと慎重に強かにすべきだつた。どこかで妥協点が必要であつた。それがいつだつたのか。一昨年八月、反政府運動がピークに達してゐたとき(つまりもはや勇武派の制御もきかない状況になつてゐたが)Warf財閥のPeter Wooが、もう反送中行動は成功して成果を得たのだから運動の抑制を求めるコメントを出してゐる(并开始出现恐怖主义的苗头 - 富柏村香港日剩20190814)。
再這樣下去不會有贏家,後果也像五年前的佔中一樣得個零,這次最後敗因也沒有變,不服氣,再與中央爭權,以為這次可以用暴力去逼北京改《基本法》和「831」。請不要再令香港再付出沉重代價!
あそこで運動を一退させれば当面の均衡は保たれたのかもしれない。
一昨年11月の区議会選挙で、香港で唯一実施される市民1人1票の普選で民主派が圧倒的勝利。反送中からの抗議活動が出口見えず中大と理工大での暴力抗争白熱で沈静化されたあと市民が選挙といふ政党手段で抗議の意思を示したもの。その区議会議員らの辞職。彼らが議会からの「除名」選ばず辞職するのは除名で議員資格剥奪の場合、ペナルティで約1,500万円を上納せねばならぬからで資金も乏しいなか世論の力で議員となつた彼らにそんな余裕もなく除名前に辞職せねばならぬといふ事情がある。これが大公報的には、あの選挙も民主派を名乗る黒幕らにより香港社会の世論は歪められた中でおかしな結果になつた選挙でしかない。だからそこで社会の正常な判断もないまゝ間違つて当選した議員は辞職して当然、となる。
71の警官傷害で自害した市民を「烈士」と祀つた2人を逮捕。通行路の壁に「烈士」と落書きしただけで従前なら軽犯罪で罰金刑くらゐだが所持品に、この祭祀のため「光復香港」や「時代革命」のスローガン布あつただけで国安法で逮捕。革命政権ほど新たな革命を厭ふ。
本日のNHKの大相撲中継で解説は錣山親方と親方が寺尾の付き人だつた鶴竜親方。錣山が鶴竜に「何て呼んでいゝのか」と困れば鶴竜が「いつも通りでお願いします、すごい緊張してます」に錣山「楽しくやりましょう、こんな暗い時代だからね」と。
西日本や関東でも南は豪雨に見舞はれたが水府は雨も少なく今朝は夏のやうな青空。早晩にカツオを頬張る(これで400円だつたさう)。夜になつて雨雲俄に押し寄せ1時間で37mmの大雨。
昔はメディアに来る人間は「長いものに巻かれる人生だけはイヤだ」という変人ばかりでした。かつてハマコー曰く「君らは政治記者だというが投票所で自民党と書いたことなんかねえだろう」。
ハマコーですらリベラルな真の保守に思へる……今のジミントーならマヂに怒るバカばかり。