中共は香港で「愛国者による香港統治」を実現するには選挙制度を完全なものにしなければならないと明言。何が愛国者なのか、いずれにせよ党奴となる輩だけが認められ、それが当選する選挙制度がなければならない。全てが中共といふ党の存続あるのみ。721元朗事件の裁判。検察がどれだけ政府寄りで警察を守り警察が元朗の地元土共と癒着してゐたか……裁判官にしてみたら公正な裁判の妨げになる検察の論告に苦言もしたくなるが、さういふことをした裁判官にはもう裁判官の席は残つてゐない。
こんなことを続けて、それも香港だけではなく中国全土で……中共は強権ながらどん/\党自らを追ひ込んでゆき絶対的臨界域へと向かつてゆくが、それのメルトダウンがいつなのかはまださう近くはないし誰にもわからない。
朝日新聞出版が受け持つてきた美術誌『國華』。その昨年晩秋に発行となつた第1501号が新版画特集。近くの県と市の図書館にもこの雑誌もなく入手する機会逸したまゝだつたが昨日、三井記念美術館のショップにこのバックナンバー在庫あり入手。写真印刷が便利堂、本文印刷が精興社で大口製本印刷といふだけでも日本の印刷文化の粋である。
天気の良い天皇誕生日。浩宮さんはお人柄からして2月23日が似合ふ。昭和さんのGW入りの4月末だとか上皇さんの聖誕節前の冬の賑やかな季節でもなく2月23日。素敵だ。即位されて本当に晴れの日がないまゝだが、その中でも国民と寄り添ふ、民草の安寧を祈る日々なのであらう。
先日、床の間だけ片付けたが和机まはり迄手がつけられずやつと今日になつて整理整頓。少し和室の設へが落ち着いてきた。本日終日ステイホーム。
葡萄酒を飲むときにレストランなら給仕に恭しく酒を注がれ瓶からの雫はナプキンできれいにされるが家ではさういかない。ナプキンなんて使へない。そこでティッシュなんて使ふと汚らしい。雫が垂れないやうに専用の注ぎ口なんてのも市販されてゐるが、それも嫌。ふと懐紙を適当に折つて葡萄酒瓶の首に巻いてみたら(写真左上)これが実に良い。そこで食後にきちんと折り直してみると(写真右上)アイロンを上手にかけた真白いシャツの襟首のやうでまことに美しいぢゃないか。
まず懐紙を角から少しズラしたところで三角に折り、そこから重ねたまゝ一寸半ほどで折り返してゆく。
葡萄酒瓶に一度当てて口径の当たりをつけて折り目が重なってシャツの襟になるあたりで余計な部分を内側に折り始める。反対側がセーラー服かスカーフのやうに背に垂れるのも面白い。
昨日日本橋高島屋に小川軒のレーズンヰツチの売店が出てゐたので土産に買つてきて紅茶でいたゞく。レーズンヰツチといへば小川軒で小川軒といへば代官山だが小川軒も暖簾分けなどあり代官山の他に御茶ノ水、目黒と鎌倉にもありそれぞれがレーズンヰツチを出してゐるとは知らなかつた。
小川軒の「レーズンウィッチ」食べくらべてみよう(デイリーポータルZ)
食べ比べをしてゐる方がゐて、そこでの評価はクオリティなどで明らかに代官山が優等なのだが自分が気楽に好きとなると評価が異なるのが興味深い。素朴に鎌倉が人気。
近寄りすぎてね?って思ったが、もう同じウイルスに感染してる小役人たちだった pic.twitter.com/Mk5qDQqbpD
— 富柏村 (@fookpaktsuen) 2021年2月23日