富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

海南岛的回辉人


f:id:fookpaktsuen:20210216074410j:image

f:id:fookpaktsuen:20210216074414j:image

初詣の群がりが感染の即時爆発のリスク高いなら工事現場の食事場所も防疫ができてゐないと。基本的に人が群がれば感染の可能性高くなるのは当然で昨年の欧米や中国で実施した就労もせぬロックダウンでモナカれば今のやうな経済活動があるのだから初詣や工人食堂ばかり非難できないだらう。日本ではワクチン、ワクチン、ワクチンとテレビニュースは日本での遅ればせながらのワクチン供給の話題が賑やか。輸送が何うだの専用の冷凍庫が間に合ふの間に合はいの、アレルギー反応起きた場合の何とかだの……ワクチン運ぶのは安全にとかアレルギー反応の対象など「できて当然」なことで、それができなかつた時に初めてニュースになると思ふのだが日本では、その前から当然さうあるべきことを中学生でもわかることをいちいち話題にする。それを知つてゐれば何かあつた時にパニックにならないといふ「転ばぬ先の杖」のやうで実際にそのアクシデント起きればまた騒ぐのだから。本当に一億総白痴(大谷壮一©)なのではないのかしらん。

f:id:fookpaktsuen:20210217111321j:image

サッポロの“LAGAR”麦酒飲みたくなりコンビニに寄つたら、このビールだけ売り切れ。誤植は誤植なので初回生産分売り切つたらお終ひなのだらうが。これでスペルミス直しても売れ行きには限度があるだらう。

中共でモスリム弾圧はウイグル自治区のみにあらず……といふ記事あり。紙面での見出しは“Uighurs not the only target”で海南島の回教族への取材。中国で最も南にある海南島は古来、海のルートで西域と中国を結ぶ拠点で、この島にはモスリムが今でも10万人ほど居住してゐるのだといふ。この海南回族は“The Utsuls”と呼ばれ中国では「回辉人」。彼らの居住区で「アラーは偉大なり」といつた回教のスローガンは看板に布が掛けられハラルフードのメニューがなくなりイスラム系の学校2校が廃校になつたといふ。民族同化。それも漢民族社会への同化。アタシは中共を初めて旅した時に回教寺院があちこちにあり回教族が生活してゐて漢族にも回教徒がゐてハラルの食堂も少なからず中共の民族尊重は大したものだと思つてゐたが近年その弾圧が凄まじい。海南回族は子女をアラビアに遣り教育を受けさせる伝統もあり、それに対して中央政府が「テロの温床」と警戒ありと、この記事。