富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

茨城では水戸が感染者数トップ

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米国でジョー梅田さん総統就任で米国の自由と民主主義が頼みの蘋果日報は報道も賑やか。今日はこのニュースがどこの新聞も1面トップのなか大公報は英国の香港司法干渉への非難。中共も強かで香港民主派の重鎮が被告の裁判で政府側にはお雇ひ弁護士ゐるにもかゝわらず英国の大元状と称される大物弁護士を高額で招聘。これで政府に有利な判決が出れば香港の民主派に心情的な英国に打撃もあるだらうといふ算段。それに対して英国で弁護士らに「状況弁へて」とでも囁けば、それは中共にとつては「公正なる司法」への干渉となる。


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感染は茨城ではやはり東京への通勤通学者多い県南(安孫子から利根川渡つた「茨城都民」多い取手から牛久)やTX(つくばエクスプレス)でやはり東京との往来頻繁なつくばや外国人労働者多い県西で感染が目立ち、水戸はそれを見ながら「ほんとあっちは怖い」とたゞ恐れるばかりで余所者さへ入つてこなければ安心と胡坐をかいてゐたか。実際に感染者数では水戸はけして多くなかつたのだが、こゝ数日は水戸の感染者数が県内で最多となつてゐる。 

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今日は茨城県の感染者数が83人で水戸が16人なのだから約2割。県内どころか市内感染もあるのは昼間なら、とずいぶんとヒトの接触があるのだから当然だらう。

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不要不急の外出自粛で必要最小限の行動経路にコンビニはファミマかセブンイレブンでローソンがないのだがローソンで冬のスヌーピーフェアが始まつてゐて寒空に少し遠いローソンまで出向いてチャーリー=ブラウンとスヌーピーの和菓子など贖ふ。


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首都圏で国電の終電時間が30分だか早まり「眠らない都市」の深夜生活が少し見直されたやう。都市化が進むにつれ宵つ張りになつてゐる印象があるのだが、それは誤解。f:id:fookpaktsuen:20210121212109j:image

今日の朝日夕刊のこの記事が面白い。今回の終電繰り上げが「70年前とほゞ同じ時間帯」といふのは簡単にいへば、それより前はもつと終電が遅かつた。終戦後に終電が午前0時くらゐになり、それから少しずつ遅くなつてゐたのが、やつと1950年頃の水準になつたといふこと。戦前は省線電車ばかりか市電も半夜三更過ぎてもまだ東京を隈なく走つてゐて深夜の足も便利だつたのだ。前にもこゝに書いてゐるが郵便だつて日に何度も配達があつて夜遅く出した郵便が東京の市中なら翌朝には届いたわけで戦前は戦前で実に便利だつた。