富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

農暦十月十八日


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香港では久々に黒衣隊現れ警察のレクリエーション施設を襲つたのだといふ。火炎瓶投げた程度。警察、消防と救急といふ日夜命に関はる制服舞台の中でも治安預かる警察の優遇は香港が英国統治時代の産物で警察だけが職員の有閑施設充実で警察が中共の奴隷のやうに香港の治安維持に当たるのだから警察のさういふ施設が狙はれても何もおかしくない話。警察、消防と救急では消防こそ最も命懸けだが消防隊員にさういふ福利施設はない。警察は権力にとつて公安といふ権力の護衛業務があるからさういふ恩恵があるのだらう。香港の公共放送RTHKに続き親中といふクソのやうな立場から距離をとつてゐた有線電視(Cable TV)の報道制作部にも圧力。とにかく中共に楯突くものはすべて弾圧される。

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家財道具を整理して香港の駱駝牌の魔法瓶などこれだけあつた。中が塑料材料で劣化したものは処分してゐるのでほとんど使つてゐないものが残つた。

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アタシがPeanuts©のスヌーピーが好きなのを知つてY兄がこゝ暫く集めてくれてゐたさうなグッズがまとめて届く。しかも鉄道関係が少なからず嬉しいかぎり。

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Y兄から届いたグッズの入つた封筒にさらっとスヌーピーの顔を落書きしてみたら我ながらけっこう上出来ぢゃないか。他にも常磐線の、殊に3月の全線再開での記念パンフレットなどいくつも。その中にあつた、このかつて車掌が車内での料金清算に用ゐたパンチ式の「図補」(それを復刻したメモ帳なのだ、これが)が何とも懐かしい。車内補充券のうち路線図が描かれてゐるものを「図補」といふ。

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これの太字の路線がほんの一昔前の東京近郊区間。それが十一月廿九日の日剩に綴つたやうに常磐線の浪江から松本までに拡大されてゐる。

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