富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

東京往来自粛要請解除


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大公報の、つまり中共と香港市役所の多少なりとも民主派寄りに対する攻撃はもはや白色テロ。気ちがひ沙汰。今日は反政府派に温情的と左派からは睨まれた裁判官が昇級昇給を非難。もう怖いものなどないのだらう。この狂気を止めることはもはや無理。蘋果日報は昨年、将軍澳での抗議活動中に付近の駐車場から謎の投身で死亡した科技大学生死去から十ヶ月とそれを追悼(科技大学生会の広告)。なぜ十ヶ月でか、はアタシには不知。

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香港市役所が今週金曜日から防疫施策の緩和を発表。現在2人までとされる聚集令は4人に。飲食店も4人までの同席可。他にリクレーション施設の開放緩和等。
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プランターのベゴニアがどっさり稲刈りしたやうに倒れてゐるので「台風の暴風?」と思つたが水戸はそんな被害もなくベゴニアは根腐りしたのか茎が地面から捥げてゐる。よく見ると土中に何だか蛆虫のやうな幼虫が蠢く。もうベゴニアは処分するしかないが、このまゝにしておくとプランターの土も弱くなるので可哀想だが幼虫を土から払ひ除ける。何やら黄金虫の幼虫らしい。大量発生すると根を喰ひきつてしまふので害虫扱ひ。アフリカからインド洋渡るバッタもさうだが(昭和天皇じゃないが)「害虫といふ虫はゐない」のに。


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ミスタードーナッツが50周年記念で原田治(故人)デザインでエコバッグ発売の由。4月にやつたら大好評での二度目。夕食の時に妹からこの話を聞き水戸駅エクセル のミスドに電話すると赤は売り切れましたが青はあと一つだけといふので取り置きもできないし慌てゝ緊急出動で夕食も途中に駅ビルへ駆けつける。幸はひ最後の1個を入手。ついドーナツを5つも買つてしまつた。このエコバッグは好評で東京では朝、行列ができるほどだつたさうで夜まで在庫あつただけでも、さすが地方である。 

茨城県知事が県独自の防疫対策レベル緩和発表。東京への不要不急の移動自粛解除。東京へ行くにしても注意してくださいね。それにしても茨城県のサイトで

東京都への不要不急の移動・滞在については、引き続き、適切な感染症対策の実施をお願いします。

って日本語、おかしくね?

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 上京自粛要請中でも喫緊の移動であらうと自粛解除後の不要不急の上京であらうと防疫は大切。単純に

東京都への移動・滞在については自粛解除されても引き続き、適切な感染症対策の実施をお願いします。

で良い。県の担当部署も披露困憊で、もうかういふチェック機能は働かないのかしら。あまりにもおかしな表現なので県庁に「これ、おかしくね?」とメール。 

この記事、リトアニアユダヤ人へ査証発給し続けた外交官・杉原千畝についての連載。そこで「もし彼がいまの香港を見たら……」とするのは無理がないだらうか。

第2次大戦中、北欧のバルト海に面したリトアニアナチスの迫害から逃れようとしたユダヤ人に「命のビザ」を発給した外交官がいた。杉原千畝(1900~86)。外務省の指示に反し「人道、博愛精神第一」という立場から杉原が出した日本通過ビザは多くの命を救った。実際に救われた人数については諸説あるが、最大で6千人ともいわれてきた。

もし、彼がいまの香港を見たら、何を思うだろうか――。

反体制的な言動を取り締まる香港国家安全維持法国安法)の施行から2カ月余り。8月には、民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)(23)や、香港紙「蘋果日報」の創業者らが国安法違反容疑で逮捕された(その後保釈)。香港の自由な言論や活動を力で押しつぶそうとする中国の動きは、戦時下のあの時代と重なって見える。

香港の状況も緊迫したものだが無条件で命を奪われることになるユダヤ人の悲劇と、今の香港の自由や人権に関はる圧迫は少なくとも沈黙か服従すれば生活で何も迫害もないだけ中共圧政もウソでも当時のユダヤ人迫害よりはマシ。少なくともナチスより中共の方がまだマシなわけで敢へて「戦時下のあの時代と重なって見える」のは香港より内蒙古ウイグルチベットだらう。