香港で9月立法会選挙に立候補する民主派議員へのDQが躊躇なし。その上で立法会選挙の1年延期といふネタが実しやかに流れてゐる。
李登輝先生逝去でいくつもの論評に目を通したが、これ
(李登輝辭世)林孝庭「蔣經國、李登輝與台灣政治「本土化」二三事」 - 自由時報
が最も興味深い内容。李登輝という中道左派の農業経済の学者が「蒋経国により」何う台湾の運命担ふ存在に重用されたかの経緯。
蔡英文総統曰く
私達が心から敬愛する李登輝元総統がご逝去されました。李元総統は台湾の人々とともに歴史的挑戦を幾度も乗り越えてきました。台湾に民主自由を残し、今後も私達を勇気づけてくれることでしょう。李元総統の遺志を継ぎ「台湾に生まれた幸福」を追求し続けます。
▼水戸市役所に孫平化先生お手植への松あり。看板に「日中国交回復記念」で昭和60年(1985)とあるが、国交回復はそれより前。昭和60年といふのは筑波で科学万博の年で、それに孫先生が茨城に。当時、孫先生は中日友好協会の副会長(会長は廖承志)。この孫先生来水がきつかけとなり水戸市と重慶市が友好交流都市となる。久しぶりに青空。
疫禍とゞまるところを知らず感染者増。8月のお盆に池上は實相寺で京蔵さんが関容子お相手に「晩夏の夕べ」といふ行事あつたが(こちら)これも中止に。久が原T君のお家が近く昼間に久が原にお邪魔してゆっくり出向かへれば……と思つてゐただけに残念なことに。
全音でミニスコアシリーズに諸井三郎先生の『 スコアリーディング(スコアを読む手引)』あり。昭和38年のもので当時はまださういふ時代だつたのかと思ふが楽器の音域や調(ホルンがヘ長調を用ゐる等)の説明どころか、その楽器ぢたいが何ういふものかまで写真入りで解説。で実際のスコアの読み方については楽器が木管、金管、打楽器から弦楽器に並ぶこと、同じ楽器種の中では高→低と並べることなどスコア読んでゐれば暫くすれば気づくやうな内容で、大切な点といへば多くの楽器のメロディの中から終戦律を見つけること、その主旋律も一つの楽器ではな木→金→弦と引き継がれることなど書かれてゐるが、それもでは何うやつたら読みやすいか?のコツなどあるはずもなくなれることだけ。つまり、この本は不思議本なのである。