香港の学校教師の愛国的姿勢が全土に感銘を与へてゐるとは見上げたもんだよ屋根屋のフンドシだが、さういふことを言つても「ものいへばくちびる寒し国安法」なご時世。
香港では抗議活動でのスローガンや黄系の飲食店の張り紙など何かかけば警察が国安法でインネンつけてしょっぴかれかねぬので「無地」といふ手段が普及してゐる由(下記、The Japan Times記事参照)。これは何もスローガンがなく警察も取りしまりに困るところだが何うせそのうち「無地、空文」こそ、まさにシニフィアン(能記)で、それの表すところのシニフィエ(所記)こそ国安法の刑罰対象となるところと勝手な解釈だらう。法まで支配する(=法に支配されない)中共なのだから法の解釈など勝手で当然のところ。
香港は6月30日に国安法立法化で1年前では想像もできない不自由な社会に変貌してしまつたが我々は多かれ少なかれオーウェル的世界に生きてゐることは確か。
Opinion | Reading Orwell for the Fourth of July - The New York Times
日本は言論の自由が保たれてゐるだけマトモだが晋三を長期政権化させるだけの度量があるだけでも社会がどれだけポピュリズムと電通でおかしくなつてゐるか。トランプの米国、ロシアのプーチン帝国化を見れば世界的に明らかなこと。あとは自分がどれだけ、このキチガイ社会で正常でゐられるかだらう。
香港市役所からHKD10Kの特別定額給付金入金あり。6月22日にオンラインで申し込み今日(6日)から支給開始とのことだつたが初日にかなり多くの市民が支給受けたとのこと。銀行のATMではオンラインで口座操作せぬ市民多くが入金確認のため通帳に記帳で行列ができたといふ。
妹が茨城は結城郡石下で人気の春子屋の「お多”ん古“」をいたゞいてきた。石下には、この春子屋と隣に「ゆたかや」あり見た目はほゞ同じもの売つてゐるが後者のほうが、質感はよりダンゴらしく前はのこれは、より餅らしい食感。
和菓子で、とくにあんこもので日本酒はたまらない。日本酒の辛口が引き立つ。口直しの胡瓜の味噌和へもより一層おいしいことったら、ありゃしない。