国安法制定で香港人のエクソダス感高まるなか1984年の中英合意後はカナダ・豪州への移民が人気だつたのだが今回は台湾。(国安法)香港から台湾へ急増も狭き門 移住相談4倍 専門技術・富裕層優先:朝日新聞 戦後は国府の反共政策と白色テロで民主派が台湾を追はれ当面の逃げ場が邱永漢のやうに香港だつたわけだが、それが逆に自由中国たる台湾こそ亡命先にならうとは。大公報はまるで天安門事件後の中共から香港を経て自由世界への亡命であつた「黄雀作戦」か中国からの不法出稼ぎの密出国のやうに「暴露」してみせる。
昔、父の本棚にあつたトランプゲームの解説本(その後ゆくゑ不知)はまさにこれ。大泉書店の入門百科叢書の井出波男著『トランプの遊び方』これをネット上の古書店で見つけ送料共300円で入手。なぜ急にこれを開いてみたくなつたのか。バーのカウンターで酒を飲みながら、さっとトランプで遊んで今日はどちらが酒代をもつか何うか、なんてのがイメージ。
紙質がかなり劣化で自然に破れてゐる頁も少なからずメンディングテープで補修も楽しいな。
(朝日新聞)高橋純子「私たちの」憲法です 「うちの」国じゃないのでね」https://t.co/zDOx5512Za pic.twitter.com/l7mYQdcYU4
— 富柏村 (@fookpaktsuen) 2020年6月25日
主張はわかるけど、なぜこゝまで相手が不愉快に思ふやうに書けるのか、とさすがに呆れるが面白い。これに比べると往年の本多勝一などヤクザがインネンつけるやうだが少なくとも論理的に論争を挑む形であつただけ、まだ紳士的だつたか。この書きぶりでは難クセつけられたら罵倒されるだけ、といふ気がしなくもないが、もはやポピュリズムでワケのわからない政治的リーダーが跋扈する時代、これくらゐのハチャメチャで、でしか抗らうことはできないのかしら。